ChatGPTの使いどころを3つ考えてみた
どうも、ばんかです。
最近、ChatGPTがおおはやり。先日ブログのほうで紹介した「GoogleスプレッドシートにChatGPTの回答を出力する関数」を紹介したところ、とても多くの人に読んでもらえている。
お役に立てていると実感できるのはとてもうれしいかぎり。ありがたや、ありがたや。
ぼくのWeb業界で仕事をしているので、AIのゆくえについては無視できない。しかしやっぱり、頼りきれない自分もいる。
みんなが「すげーすげー」と言う。仕事の面においても、いろんな業務に活用するシーンが増えている。ぼくの会社も例外ではなく、わかんないことを聞いたり、提案書のヒントをもらったりと、大活躍だ。
ただ、その風潮をどうしても万歳三唱できなくて、もやもやしてしまう。それはきっと「人間の価値」を試されていて、「その価値がお前にあるのか」と問われているように感じるからかもしれない。
しかしどこまでいっても AI は道具だ。それを使うのは人間であって、使い方を誤ってはいけないのだと思う。
現時点ではまだハッキリと断言はできないが、ChatGPTの使いどころは、以下のようなシーンに限ったほうが無難だと、僕自身は考えている。みなさんはどうだろうか。
# 正解を自分で確認できるもの
ChatGPTの大きな欠点は、返ってきた応えが「答え」ではないところだ。僕がした質問に対して、何をどういう経緯で回答したのか、その過程が見えてこない。
ChatGPTのいうことが、正しいとは言いきれない。間違っているかもしれないという可能性を無視して使うことはできないのである。
であれば、やはり「それが正解かどうかを自分自身で確認できるもの」でなければならないだろう。
たとえばこのまえ、「バグの発見」には有効だったという話を目にした。
こういう使い方はとてもいいなって思う。
人間の力だけだと、バグの "アテ" をつけるのも難しいところ。それを AI の力を使って「このあたりが怪しいっす」と指摘してもらうのは賢い。
こうやって「教えてもらったことを自分で試せるもの」には、とても強力なツールになりそうだ。
# アイデアがほしいとき
「正解が欲しいわけじゃないもの」にも使えそうだ。それはたとえば、ひとりの人間として会話をするような、そんな感覚で使うのはいい。
たとえばアイデアに困ったときだ。
提案書を作らなくちゃいけないんだけど、どういうストーリーにするのがいいだろうか。
いい感じの記事テーマが見つかったんだけど、ビシッとハマる記事タイトル案が浮かばない。
こういうとき、自分ひとりでもんもんと考えていても、なかなか良い答えにたどり着けないことがある。そんなときは、対話することが大切だ。
しかし、そこらへんにいる人をとっつかまえて「記事タイトル、何がいいと思う?」なんて聞けない。
だから、気軽に話しかけられる雑談相手だと思って、あれやこれや投げかけてみるのはいいだろう。思いもよらないヒントに巡り会えるかも。
# 回答に一貫性がなくても構わないもの
ChatGPT のおもしろところは、同じ質問だったとしても、同じ回答が返ってくるとは限らない点だ。
そのランダム性が楽しさのひとつだったりする。
それを利用したウェブアプリをGlideで作ってみた。好きなアニメを5つ入力すると、その人におすすめのアニメを提案してくれるアプリだ。
入力した内容がGoogleスプレッドシートに反映され、それをChatGPTが認識して、そして回答する。
この流れに時間が掛かってしまうので、入力してから反映されるまでに時間がかかってしまうのがネックだが、なかなかおもしろい。
テーマさえ変えれば、いくらでも診断メーカー的コンテンツが作れてしまう。
こういうランダム性があるからこそ楽しめるコンテンツは、これからもいろんなシーンで活躍するようになると思う。
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今日もお付き合いいただきありがとうございます。
自分にとっての "人間らしい価値" って、かんがえてもみつからなくて、結局は生きていることそのものなのかもなぁ。
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