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【雑記】オンライン即売会をやりたい

 pictSQUAREというオンライン即売会サービスを見つけた。
 オンライン上に作られたイベント会場にアバターとなるキャラクターを用いて参加する。オンラインイベントやVRに詳しい方であれば「よりシンプルなVKet」と表現すれば伝わりやすいだろうか。
 ※Vket…VR空間でアイテムを売買できるイベント(link)

 今回見つけたpictSQUAREは専用機器等が必要なく、スマートフォンのブラウザからでも参加できる手軽さが売りだ。
 他にも優れた特徴があるので挙げていく。
・誰でもイベントの開催ができる。
・イベントの開催/出展がWEBフォームだけで完結する。
・自社サービスのほか各種販売サイトから商品の出品ができる。

 従来のイベント(特に現実世界でのイベント)よりはるかに手軽に催し物を開けるサービスとなっている。

 イベントへの参加も気軽に行えるようになっている。
 参加したいイベントを一覧から選んだらアバターとなるキャラクターを選択して会場に入室する。

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 入室後は会場マップを自由に散策して、各出展ブースとなっている建物の中で商品を確認したり、その場で購入することが可能だ。
 画面上部のテキストボックスからチャットも行える。

 執筆現在、イベントの主催や出展にはシステム料、参加費として最低でも550円がかかるが、それでも現実でのイベントに比べて格安であることに変わりない。

Discordと組み合わせてみたい

 ☆׆♡では過去にDiscord内で完結するオンライン即売会サーバーの模索を行い、サンプルサーバーを公開したことがある。
 縦長の画像となってしまうがご容赦願いたい。また、画像をタップして実際にサーバーを見学することができる。

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 このサーバーでは、最初に参加者に向けたイベントの概要とルールの説明があり、スクロールしていくことで参加サークルを一覧形式で確認できるようになっている。
 「お品書き」チャンネルで頒布物の紹介と販売サイトへのリンクが掲載され、出展者と参加者はチャットルームでテキストや声による会話ができるのだ。
 サークル出展者の工夫次第で様々な見せ方ができるのだが、それにはDiscordの仕様を熟知している必要があり、また、イベントに参加している実感がわかないという欠点を抱えていた。

 会場に並ぶたくさんの作品・商品を眺めて回るのも即売会の楽しみであるし、作者と直接交流したり話を伺うのもイベントならではの体験である。
 DiscordとpictSQUAREそれぞれのサービスを組み合わせることでこの体験を味わうことはできないだろうか。
 満足感のあるイベントの開催を目指すために、DiscordサーバーとpictSQUAREを併用したオンライン即売会を発信していきたい。

 メインとなる会場はpictSQUAREで作成する。会場を見て回って楽しむ体験は一覧表示するだけのDIscordでは得られない。
 全サークルの情報を一覧形式で眺められるDiscordサーバーは「パンフレット」としての役割を担う。
 さらにサークルごとに設置したボイスチャットで来場者と通話ができるようにして対面販売に近い状態を作るのだ。

 副次的な効果として、2つのサービスを並行して活用することでそれぞれの利用者の目に触れる機会が増え、より多くの来場者の獲得に期待ができる。

 DiscordとpictSQUAREはどちらも自由な活用ができるサービスだ。
 アイディアと工夫次第では、単なる代替手段のイベントではないプラスアルファの価値を提供することもできるはずだ。

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