9. エポキシ樹脂でディジュリドゥの修理 - 実践編
本格的な修理をする場合は彫刻刀の三角刀でクラックのすじがなくなるまで削ります。つぎに三角刀で削ることで荒れてしまった表面をヤスリでならします。この時三角刀でできた溝が鋭角にならないようにすることで、一番奥までエポキシ樹脂が入るようになります。
エポキシ樹脂のA液とB液をしっかりと混ぜ合わせます。容器を下にコンコンと叩きつけて液体の中の気泡を抜いたら、原液をクラックの溝に薄くこすりつけます。その後、クラック周辺の木の色に近い木屑を混ぜ合わせます。エポキシと木屑は1:1程度です