ピアノを再開して気づいたこと
去年の夏仕事を辞めてから、ピアノを習い始めた。長男が習っているピアノの先生の所に通っているのだけれど、きっかけは長男の発表会の時に一緒に連弾することになり、時間もあるので発表会までの間、習うことになったことだった。
小学生の時大嫌いだったピアノ
私は小学校3年生から6年生までピアノを習っていた。その頃周りでは、ピアノまたはエレクトーン習っている友達がすごく多くて、単純に憧れでピアノを習い始めた。
しかし私は、すごく音痴で音楽的なセンスは全くなかった。
すぐにピアノが大嫌いになったけれど、自分から習い始めたいと言った反面、辞めたいと言えなかった。1週間に練習は、ピアノのレッスン前30分だけ(笑)
結局6年生まで続け、中学が遠いのを理由に小学校卒業と共に辞めてしまった。
その後は、家にあった貰い物のぼろオルガンは撤去され、全く弾かなくなった。
幼稚園から習っているのに、中学生になっても楽譜が読めない長男
時が流れて約30年。長男の幼稚園で、預かり保育の時間にピアノを習えたで習い始めた。長男は、特別上手くもないが、ダラダラ続けられるタイプで中学生になった今もピアノを習っている。反面、次男は習い始めて3ヶ月で練習も嫌、やりたくない!となり断念。
ピアノを10年くらい続けている長男。しかし、中学生になってもいまだに楽譜を読もうとしない長男。
しかしすごく楽しそうにピアノ弾く。
テレビで流れている曲、学校で習っている曲、楽譜は見ないけれど、感覚でピアノを奏で、楽しく弾いている。なぜか90年代くらいのポップスが好きで、私世代の曲をよく弾いている。
音楽を楽しんでいる。
長男はすごく、感覚的でイライラすることよくあるけれど、そんなところうらやましい。
一方私は小学生の時にも、楽譜を読むのは得意だった。だけれどもピアノ弾くことの楽しさを感じた事は実は1度もなかった。ピアノのレッスンの日が嫌でたまらなかった。
ピアノを再開したら、ピアノが楽しい!
しかし、今はピアノが楽しくて仕方がない。相変わらず楽譜を読むのが得意なので、音の通りに行く事は割とできるけれど、表現は今1歩。
旦那にも、ピアノの鍵盤を押しているだけだね、と言われる。
先生にも、難しい曲を弾けることがいいことではない、あなたなりのピアノの表現が大事。あなたと同じピアノ弾ける人は誰もいないんだから。と言ってくれる。
大人になってから、子供のバイエルの曲を聞くことがあったけれど、子供の時あんなに大嫌いだったバイエル、大人になってから聞いたらすごくいい曲ばかりでびっくりした。子供の時にいい曲だと感じるのは感じたのは、流行っている曲とか誰かが弾いている曲とかばかりだった。
大人になってから感じる感じ方って、全然違うんだなぁとびっくり。
ピアノの先生も、子供が弾くと嫌がるような曲、大人が弾くといいわ〜と最近言ってくれるようになった!
ピアノが弾ける達成感ばかり追い求めてしまうのだけれど、そうではなくていいんだ。
自分なりの表現ができればいいのだ。
1年半習ってみて、以前よりは強弱をつけたり、曲の良さを感じながら弾けたり、自分なりの表現が少しはできるようになっている気がする。
不思議なことに毎日練習している!
これからも楽しんでピアノ続けたいと思う。
ピアノやっていたら、ボケないような気もするしね(笑)
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