ボードゲームカフェとハンバーガー

つい先日、とても久しぶりにボードゲームカフェに行った。このご時世なので長らく行けなかったが、友人と行ける機会もなかなか少なくなってきたので、諸々注意しつつ、1年ぶりくらいに行った。

暇つぶし

市の中心部へ電車に乗って向かい、友人と合流。開店時間はまだまだなので、ヨドバシカメラで時間をつぶすことに。ヨドバシカメラ、ボードゲームのコーナーが異様にデカくておススメ。ここで買ったボードゲーム、いくつもあるな。
ただ、ここでずっと時間をつぶすのも限界がある。流れているポケモンカードのCMを友人とこれ好き、と言い合いながら、早く来すぎたか、と思う。
続々集まる友人。ゲームコーナーだけでなく、オーディオやパソコンも見て時間をつぶす。パソコンのキーボードの青軸という概念、初めて知った。あんなにカチカチ言うようになるのか。ちょっとうるさすぎになる気もしたけど。

ハンバーガーショップ

イイ感じに時間をつぶせたので、遅い昼ごはんを食べることに。予め行こうと決めていたハンバーガーショップに向かう。
ヨドバシから出ると、雨が降っていた。やはりここの天気は信用できないな。傘を持っていて良かった。
弱めの雨が降る中、目当てのバーガーショップへ。14時台ということもあり、店内はさほど混んでいなかった。
肝心の注文だが、けっこう腹ペコだったので、ボリュームのありそうな自家製ベーコンチーズバーガーのポテトセットを注文。トマトが苦手なので、トマト抜きで良いですかと聞いたら、快諾してくれた。めっちゃ助かる。友人たちは普通のハンバーガーやチェダーチーズバーガーのポテトセットを注文したらしい。
2階に上がり、メニューの来訪を待つ。店の雰囲気、西部劇に出てきそうな感じで好き。ボドゲカフェで何やろうか、とかポケモンカードの新情報を話しながら待つ。
そんなこんなでハンバーガー到着。

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めちゃくちゃデカい。写真では見切れているが、バーガーに一本串が通っている。店員が持ってきたバーガーの包み紙に上手く入れて、食べやすいサイズに圧縮して食べるようだ。若干手間取りながらも包み紙に入れ、いざ食べる。めちゃくちゃ美味しい。スモークベーコンの食べ応えに圧倒される。パンズも表面カリカリ、それでいて中はフワフワで、美味いもの食べてるなあ、とひしひしと感じる。正直なかなか値段はしたが(マックと比較して)、それ相応のクオリティ。大学の近くにあったら絶対流行ってたな、とか今日だけやたら映える一日だ、とか言いながら食べる。
ボリュームに負けそうになりながらも、完食(友人にいくらかポテトあげたけど)。

カフェまでの道のり

満足感をかみしめつつ、外へ。雨は弱まっていた。これくらいなら許容範囲だなって程度に。普段来ない商店街(シャッターが下りまくっているが)を歩くのは楽しい。

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途中で見つけた、名言。この写真だけ見ると、本当に寂れた商店街感がある。実際は定期的に朝市もあるらしい(うろ覚え)し、めちゃくちゃ寂れているわけではないと思う。ただ、やや町はずれに位置している影響は大きいのだろうか。
遠くに工場の煙突が見える道を進む。商店街は屋根もあって雨でも歩きやすくて良い。遠くに見える煙突、工業地帯感があって嫌いじゃない。ただ、そこまでたどり着いたことはない。

ボードゲームカフェ

開店時間ほぼぴったりに、ボドゲカフェに着く。来るのは実に1年以上ぶり。久々に来たら、ボードゲームの棚も整理整頓が進化していて驚いた。1000を超える種類のボードゲーム。これほど多くを所有するボドゲカフェは、多分日本の中でも結構少ないはず。これができてまだ4年程度なのだから驚く。手指の消毒、検温をクリアして着席。検温、マスクしてると呼気がおでこの方向にも向かいそうで、影響ないのかなとふと思う。問題なくて良かった。
時間は限られているので、予めやりたいと思っていたボードゲームを持ってくる。ボドゲカフェでは4時間程度、あっという間に過ぎてしまう。
ということで、自分の希望したゲーム「ナイアガラ」。5人で遊べるゲームもたくさんあって安心。

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流れる川に乗りながら、色とりどりの宝石を集めて帰ってくることが目的のゲーム。写真だと分かりにくいが、箱も活用して滝を上手く表現している。コンポーネントが充実しているゲームは見ているだけでも楽しいので、かなり好みである。なかなかに接戦だったが、友人一人に先を越されつつも、同ラウンドで追いつけたので同率1位で終了。初めてやるゲームだと、説明をある程度端折っても1時間弱掛かる(もちろんゲームのボリューム次第だけど)。


次に遊んだのは、確か「世界の七不思議」(記憶に自信なし。順番前後しているかも)。古代の都市の発展を競うカードドラフトゲーム。以前個人的にボードゲームアリーナ(無料でオンラインで世界の人々とボードゲームできるサイト)で遊んだことがあるが、いまいち良く分からなかったゲーム。友人の1人がやったことあったおかげで、ナイスな説明をもらえた。助かる。ルールは多少複雑だったが、結構楽しめた。ドラフト、デッキ構築系のゲームはどれも面白い。毎回取れる戦術が違ってきて、飽きない。結果はとりあえず1位じゃないことは覚えている。軍事力も割と伸ばしたのに、左右の友人がそれを上回ってきた。強い。


3つ目は「カルカソンヌ」。世界的にもかなり有名なタイトルで、世界大会も行われているらしい。これほどのビッグタイトルなのに、大学生活で遊んできた100以上のタイトルの中になかったのは不思議と言えば不思議。
地形のタイルを順番に配置して、その上の地形(道、城塞都市、修道院等)にミープルと呼ばれるかわいい木製のコマを置いて、ポイントの獲得を目指すゲーム。草原関係のルールは、少しややこしいらしいので既プレイの友人の勧めでそのルールは無しでプレイ。

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ゲーム終盤の様子。最初は狭かった地形もかなり広がってきた。広大な大地が広がっていく過程が目に見えるのが楽しい。結果は負け!黄色コマの友人が強い。巨大な城塞都市がまさかの完成で、大量得点されたのがデカかった。あと、自分のタイルドロー運も下振れだったと思いたい。上振れでも勝てるか怪しいけど。
タイルの枚数は決まっているので、ガチ勢はそれを把握してプレイするとかしないとか。大会に出るのならそれくらいは当然なのかも。気軽な気持ちでももちろん十分楽しめる。良いゲームだ。


時間的に次がラストかな、ということで最後は「ジャスト・ワン」。今日遊んだ中では一番手軽かも。お題を出すプレイヤーとヒントを出すプレイヤーに別れて遊ぶ。ヒントは誰かと被ると使えなくなるので、簡単すぎるヒントを書くとだめかもしれない。そんな感じ。
思ったよりヒントが被らずサクサク進む中、ついにヒントが被る。「大企業」「織機」「愛知」「愛知」。「愛知」が消えるので、「大企業」「織機」が残る。自分はヒントを出す側だったから良かったけれど、正直残った2つで分かる気がしない、と言ったら日本史でやらなかった?と言われた。やったのかもしれないけどマジで記憶にない。いくらなんでも自分、バカになりすぎか?と少し焦る。実際問題知識とかそういう関連、大学受験がピークだったの否めない。ちなみに答えは…分かりますかね?

そんなこんなでついに時間切れ。この後貸し切りイベントがあるらしい。マーダーミステリー等のイベントもやっているらしいので、いつか参加してみたいものだ。そういえば、途中で入店してきた高校生の集団を遠目でちらと見て、學校帰りにここに寄れるの、羨ましいと思った。自分がボードゲームに触れたのは、大学入学後だったが、高校生の頃から触れていたらまた違う青春を送っていたかもしれない。高校生の頃は人狼とかをやっていた記憶があるが、その中にせめて「犯人は踊る」「ラブレター」程度でも、ボードゲームがあればもっともっと楽しかったのかもしれない。そう思うと、高校帰りのボドゲカフェは羨ましすぎたし眩しすぎた。

夜ごはん、その後

外に出ると、雨は止んでいた。個人的に全然お腹が減っていなかったが、皆で夜ご飯を食べる。久しぶりに行くラーメン屋。個人的に至高のつけ麺の店だったので、そのつけ麺を食べる。大学周辺のラーメン屋ほどのボリュームはないが、今回ばかりはそれで良かった。意外にもあっさり完食。ここのつけ麺は今度大盛りで食べたい。

終電の都合で厳しい友人を元より泊める予定だったので、それなら皆で遊ぼうということで、自分ちに集合。一旦家にボドゲを取りに行った友人を待つ間、「ドミニオン」をプレイ。相手の妨害を防ぐカードがたまたま選ばれなかったため、お互い妨害しまくる地獄の様相に。コンボを決めまくって稼ぎまくる友人を横目に、開き直って勝利点カードのみを集めまくることに。意外にもそれが功を奏して、1位とはいかずとも、思ったより高得点を得た。嬉しい。
そういえばドミニオンプレイ中に、到着した友人から借りる予定だった「ファイアーエムブレム風花雪月」のサウンドトラックをパソコンにダウンロード。これから名曲を聴きながら散歩できるようになる、と考えるとわくわくが止まらない。

しかし、この辺りで遂に眠気が限界を迎える。友人がやりたがっていたゲームが4人プレイ+以前自分はやったことがある、ということで観戦することに。「この天才科学者が主席になれないとでもいうんですか?」。ルールは正直かなりややこしいが、透過性のあるカードを活かしたコンポーネントは素晴らしい。登場する女の子も可愛い。勧める人を間違えなければかなり良いゲーム。友人たちのハチャメチャプレイを聴きながら、半分寝たような状態で夜は更けていく…。


オチが、ない。まあ良いか。

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