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1泊2日…滝尻王子~熊野本宮大社⑤(中辺路)

朝です!テント撤収。綺麗に片付けます。もちろんゴミは持ち帰ります。
画像では明るいですが、実際だと少し暗いです。
念のためにヘッドライトをつけて歩き出します(6時過ぎ出発)

森の中だからまだ少し暗く靄がすごいですが、6時過ぎ出発と遅めにしたのが正解でした。
すぐに明るくなってきました。

熊瀬川王子跡(Wikipedia)到着。
本日は着圧タイツを着用しました。
昨日は腓返り寸前を何度も経験したのでタイツで筋肉をサポートします。
野宿のわりには体力も回復し、着圧タイツで出だし好調です。

一里塚
草鞋峠

ここ草鞋峠(標高592m)は、西に小広峠、東に岩神峠をひかえ、 谷川を渡っては上り下りする相次ぐ峠の一つである。平安・鎌倉時代に、小平尾(小広峠)に接して、大平尾と称されたのが、この峠のことかとみられる。
江戸時代には、草鞋峠という名称のほか、この峠の西側の坂は、熊瀬坂、東側の坂は女坂とも呼ばれた。この付近の山道は、蛭降峠百八丁といわれ、山ビルに悩まされた所だという。

現地説明板より

山ビル?早く通り過ぎましょう💦

女坂と呼ばれるつづら折れの急な下り坂を行きます。
この先に仲人茶屋があり、その先に男坂と呼ばれる急な登りになります。
そして岩神王子跡と進むのですが…
計画段階で知ってましたけど、やはり迂回路なんですね。

女坂を下りきって林道と交差の場所で、林道側へ迂回。
距離も登りも時間も余分にかかる😥
林道をダラダラ行きます。

途中(看板見落とし注意)左へ。
丸太橋で川を渡りそこから…激登りの始まり。

厳しい登りと余計な回り道に心が折れそうです。

ひと山越えて下って行きます。
林道に下りて来ました。

林道を少し行くと、熊野古道迂回路簡易トイレ&水汲み場。

蛇形地蔵

この付近で出土した海藻の化石が蛇の鱗のように見えることから「蛇形石」と名づけられ、それを背において祀られているこの地蔵尊は「蛇形の地蔵さん」とも呼ばれ、明治22年の大水害以前は旧岩神峠にあったという。
言い伝えによれば、熊野を往来する人々がよ くこの峠で「ダル」という妖怪にとりつかれて倒れる遭難が相次いだため、寛政年代に岩神峠にこの地蔵尊を建てて旅人の遭難を防いだという。
明治の大水害時には、岩神峠から不思議な音が聞こえ、 村民は脱出し遭難をまぬがれ、そこで地蔵尊をここにお迎えし、祀ったという。

現地説明板より

もう少し下ると分れ道。
右へ下って行くと…蛇形地蔵。ここでも中辺路スタンプ。
しかし…いつまで迂回路のままなのだろうか?

少し行くと、湯川王子(Wikipedia)
この辺り湯川発祥の地やら湯川一族の墓など湯川氏だらけ。
ここから先また登りが始まる。
 
⑥へ…つづく
(2016年8月)

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