Vtuberに親を殺された男がバチャ豚になり、そして飽きるまで
ここ1週間、今まで苦手としていたバーチャルユーチューバーというジャンルを視聴することにした。
というのも今までVtuberを偏見で避けていた所があり、もしかすると魅力があるのかもしれないと思ったから。
このきっかけをくれた友人に感謝をするとともに、ここ1週間での所感を綴る。
まず、今までVtuberが苦手だった理由を色々考えてみた。
ざっと考えたところ、
・顔出しをしない人がチヤホヤされている不思議な環境
・単発動画ではなくライブ配信なため、どこから見始めればいいか分かりにくい
・知らない人の歌を聞くのがあまり好きではないため、「歌ってみた」を見る気がない
といったところだった。
そして、オススメされた投稿者はこちら
下の2チャンネルは関係ない。
そして、観る前に気付いたこと。
・声が高い女投稿者は苦手
・絶叫や特殊なノリはついていけないし、わざわざ観ない
・自分はプレイヤーの技術でストーリーを進めるタイプのゲームが好き。一方、オンライン対戦ゲームやボードゲームなどは観ても何もわからない
・自分の生活スタイルの中に長時間YouTubeを観たりライブを流して作業する時間がないため、「生配信」という投稿形態がそもそも生活スタイルに合わない
・「短時間の笑える動画」を求めてYouTubeを開く今までとは違い、音楽を聴きながら作業する時間のような使い方をするようになる
そして、アーカイブの再生を中心にVtuberを観る生活を始める。
今回登録した投稿者のうち、私の先入観を良い意味で裏切ってくれた投稿者は「社築」「郡道美玲」くらいで、それ以外は滑舌や配信するゲームの内容などでだんだん観なくなってしまった。
娯楽としてYouTubeを開いていて、ストレスの根源(?)が少しもあってはならないと思っているので、自然と話が面白い投稿者だけが残った。
また、Vtuber特有の「設定」に入り込めるかどうか、というのも少し重要だということが分かった。
初めのうちは凝った設定に抵抗があったため、普通の人間()らしい投稿者ばかり開いていた。
特に教師という設定で配信しているぐんみちは我々も一応「子ブタさん」という設定が割り振られていて新鮮だった。
他の投稿者は入り込む感受性を自分が欠いていたのであまりのめり込めなかった。
また、配信の中で「中の人」を思わせるメタ発言が度々出ることがあった。
どうやら、Vtuberの中には設定を第一にし、中の人とは違うキャラクターを演じるタイプの投稿者と、中の人を「絵」という着ぐるみが包んでいて設定を意識しながら中の人そのまんまが配信する、という形態に分かれているようだ。
※一番長い時間動画を観たぐんみちは後者に当たるタイプで、しばしばプライベートの話をしていた。
ここまで観てきてVtuberにも観ていて苦にならない投稿者もいることが分かった。
ぐんみちのベヨネッタ実況は普通に楽しく完走できたし、面白いと思った。
ただ、「生活スタイルに合わない」というのがかなり致命的で、わざわざ配信の時間に開いて観る程ハマってもいないし、長いアーカイブをずっと再生するような時間もない。
そして、1週間が経過した今日。
今、全くといって良いほどVtuberを観る気がない。
別に観ていてつまらなくはなかったのだが、
短めで笑える動画を観るためにちょっとした時間に開く自分のYouTubeの使い方と、長時間の配信でオンライン対戦ゲームや雑談、歌を中心に活動するVtuberの投稿形態は、やはり合わなかった。
ただ、偏見は結構なくなったと思うので、苦手ではなくなったし、楽しかったので自分はVtuberが好きにはなった。
また忘れた頃に観にいく気がするのでその時Vtuber文化が衰退していないことを祈る。
今後Vに対して文句を言わないくらいには理解を示したつもりだし、知見も広まったので良い経験だった。
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