小学生の頃経験した理不尽な罵倒集
今日の話はちょっといつもとは違う。
あとコーチや友達の名前は全員仮名にする。
今日話したくなったのは「罵倒」について。
私は小学生の頃に野球をしていた。それも、リトルリーグの硬式野球だ。
県内さまざまなところからチームメイトが集まり、ホームグラウンドを借りて毎週土日に練習をして、練習試合や大会に出た。
そんな中、たまに鬼コーチと称されるタカコーチが小学生の我々に度々怒号を飛ばした。
もちろん、愛の鞭というやつで我々を憎んでいるのではなく誠実に怒ってくれた。
コーチとしては練習にじっくり付き合ってくれる良い人だった。
なによりタカコーチ自身が社会人野球の世界で戦ってきた人だったから指導に説得力はあった。
しかし、タカコーチの名物だったのは
稀に繰り出される「理不尽な罵倒」だった。
これにはブラック部活みたいな"理不尽"よりも言葉選びが笑わせに来てることと笑っちゃいけない雰囲気という"理不尽"さがあった。
今回は大学生になっても未だに覚えている「理不尽な罵倒」をまとめて紹介する。
その1
そんなに暑いなら家帰ってクーラー効いた部屋でアイス食って腹出して寝ろ!
「それは流石に寒いじゃん」と思った。これをめちゃくちゃ真面目な顔でガチギレで言われるんだからたまらない。文にしたら大したことなくて悲しい。
その2
10本ダッシュをしていたときのこと
タカコーチは「あと何本だ?」と聞く。
そして4本目に
タカコーチ「3の次は何本目だ?」
早く終わらせたい小学生たち「2です!」
タカコーチ「よしあと20本!」
ええええええええ。小学生の足りない知恵は倍の本数になって返された。ちなみにこれは怒号とか罵倒とかではない。
その3
隣県で試合。送迎は保護者。
車で1時間半かかるクソ田舎。
「やる気ないなら歩いて帰れ!」
「物理的に無理だわ」と思った瞬間全員が真剣な空気の中笑いそうになった。
その4
「ミーティング中は蜂が止まっても無視しろ!刺されたら4番にしてやるから」
「蜂に刺されたら打てないやんか」と思ったら笑いそうになった。
ちなみに蚊でもこのくだりがあったのだが、刺された人が多すぎて9人全員4番ということになった。
「4番、セカンドたけし!4番ライトみきと!4番!ファーストゆうたろう!」と続くもんだから流石に爆笑した。
何故か9番センターのひろやだけ9番と呼ばれた。
というわけで今日は思い出したように小学生の頃のちょっとした思い出を綴ってみた。
あのチームメイトは本当に人生においても大切な仲間なので未だに関わりがある。
これからも仲良くしていきたい。
そしてタカコーチ、良い指導ありがとうございました。
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