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「絶すぎる抜歯」2021年4月25日の日記

今日親知らずを抜く手術を受けた。

痛かったのは大きく二つで、最初の麻酔と術後の痛み。

まず、注射針で口の中を何度もどつかれる麻酔。抜歯するときに痛みの出ないよう、入念に麻酔された。これがもうマジで痛い。注射を粘膜に打たれるんだから痛くないわけがないし、麻酔しないほうが痛いことなどわかっているのだが、麻酔の注射も十分耐えられないくらい痛むものだ。

そして、術中は感覚こそないものの口の中をガリガリされるのでとにかく出血が半端じゃなかった。部位破壊である。

これで貧血になるとか、具合が悪くなるという事はなかった。

歯は切断して抜いてもらい、袋に入れて持ち帰った。サムネイル用に写真を撮ったが結構グロいのでぼかしとモノクロ化しておいた。

今回、術後の痛みがヤバかった。術後、ずっとベッドに寝転んでゲームしたり仮眠したりして過ごしたのだが、なんかこう、自分を騙すのに限界がきた瞬間があった。

この時ベッドでのたうちまわって痛みと闘っていた。

口の中が切り刻まれて血だらけになっているのでアニメキャラみたいに吐血した。何時間も放っておくと口の中が唾と血で満たされて溺れそうになる。これ、誇張なしだ。

そんなわけで術後の方が苦しんだ感じしかしない。

医者からは痛み止めと抗生物質を処方された。前回痛み止めが絶大な効果を発揮したことを覚えているので今回も痛み止めに置く信頼は厚い。がんばってくれ。


思い出すと

「手術頑張って」と声をかけるべきなのは患者じゃなくて医者なんじゃない?医者が手術するんだし。

とか言ってたの普通に間違いだったな。普通に患者の方が辛いわこれ。

治療するのも大変だけど、痛みと戦ったり、傷を治すために薬をしっかり飲んだり、そういうことをしている患者の方が頑張ってるな。

言うなれば「患者も医者も頑張ろう」という感じか。


明日は1限から学校で授業があるということでめっちゃ早起きしないといけないのだが、こんなコンディションで大丈夫だろうか。頗る心配である。

そもそも昼食夕食をまともに摂れていないのに明日を生きるエネルギーはあるのか。今日食パン一枚とインゼリー2つとプリンしか食べてないからな。

口の中が永遠に血の味だから食欲が引くほど沸かないし、口動かしたら血溜まりが出てくるの普通にヤバい。

明日快方に向かっていることを祈ることしかできないのが苦しいものだが、薬をちゃんと飲むとか睡眠と食事を無理なく取るとかしてこの状況を早く改善したいところ。

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