何のための絵垢だ
Twitterアカウントの話。
今回は、絵でフォロワーを稼ぐ、というポイントで語ることにする。
フォロワーが多い絵師は多い。多すぎる。
4桁から6桁まで、上手い人から面白い人まで様々。
そして、絵といっても「漫画」や「イラスト」など様々。
それもエロに全振りしている人もいれば、ネタに全振りしている人もいる。
中には、流行りに乗るだけでオリジナルな作品が少ない人もいる。
そして、大量に投稿する人もいれば、なかなか投稿しない人もいる。
そんな絵師群に共通して言えるのは、「媚びる絵師」は伸びるしフォロワーも増えるが、見透かされてくると伸びなくなる、ということ。
例えば、オリジナルのネタに定評があった絵師が突然「お題箱」に頼り出したら、今までオリジナルのネタが好きだった人がフォローを外す場合がある、ということ。
例えば、今までオリジナルの漫画に定評があった漫画描きが「二次創作」に手を出し始めることで、今までのようにオリジナル漫画が更新されなくなるなど。
媚びる、というのはフォロワーに対してのみではなく、社会風情全体を指すこともある。
「クッパ姫」という絵文化が流行したことがある。これは、海外の二次創作でバズを起こしたものが絵師中に浸透した一つの例であり、間違いなく創作界で社会現象になった。
ここから分かるのが、「クッパ姫を描いたのは媚びる絵師だけ」ということ。
彼らは「絵が描きたい」という目的でなく、
「絵でフォロワーを稼ぎたい」「絵でファボリツを稼ぎたい」
という目的があってTwitterを運営する。
もちろん、運営に関しては自由だが、絵を描く目的が
「上手な絵を描きたい」「面白いイラストを描きたい」
から
「たくさんのフォロワーが欲しい」「いいねやRTを貰いたい」
に変わってしまうことは、「絵を描く」ということに対する意識に何かしらの影響をもたらすかもしれないと言いたい。
私が運営するイラスト投稿用Twitterアカウントは、いままでゲーム垢として使っていたものを流用している。
相互フォローアカウントとして1000人ほどフォロワーがいたが、絵を描くために仲の良い知り合い以外はTLを見ることが無くなったため全てリムーブした。(私は生活用アカウントと分けてTwitterを使っている)その結果、残ったフォロワーは1年ほどかけて600人ほどに減った。
その上で、絵を投稿し始めてから増えたフォロワーは120人ほど。(現在1000人ちょっと)
そして、ファボリツの増加率は始めた時の
週間最高平均が
20いいね10リツイート だったのに対し
毎日投稿4ヶ月経過の現在は
120いいね60リツイート になっている。
つまり、順調にフォロワーの増加と反応の増加は起こっていることになる。
その上で今後の運営について考える。
今までの投稿形態でも増加率は伸びることは予想されるものの、決め手にかける、というか地道になる。
しかし、外客に媚びても限界が来る。
そこで、フォロワー数の多い人に紹介してもらう、という方法がある。
例えば、有名YouTuberにファンアートを贈ったり、アイコンやヘッダーを描いたり。
こうすることで、恒常的に有名YouTuberから紹介を受けることができる。
ここが、フォロワー増加のルーターになる。
(フォロワーだけ増やすならある程度有効な方法)
しかし、これは私のほうに問題があった。
私はVtuberがたまらなく苦手である。
ゆっくり実況やVtuberは、どうしてか観る気が起こらない。
最近のバズはVtuberから起こっているモノが多い中(麻雀やAPEXなど)、私のこの性格は致命的かもしれない。
それに、私は「アイドルマスターシンデレラガールズ」というジャンルに絞った投稿形態をしているため、その界隈からしかフォロワーが増えない。
そこの限界の解決のひとつとして有名人から紹介される、という方法をとっているがそれもフォローを継続してもらえるかは微妙。
つまりは、私でいうなら「アイドルマスターシンデレラガールズ」の絵でバズを起こさなければ今後フォロワーの急激な増加は見込めない、ということになる。
これを成し遂げるためには、「入念なネタ仕込み」、「フォローを継続してもらえるために大量に絵を用意する」「一発屋で終わらせないために投稿を定期的に行う」という要素がいる。
毎日投稿をしている私にとっては、「ネタの質を上げる」ことこそがフォロワー増加への近道なのかもしれない。
しかし、「フォロワーに媚びない」ということも忘れずに描いていかなければならない。
その塩梅をうまく支配し、これからも自由に絵を描きたい。
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