【音楽】最近良かった曲_4月
4月中に聴いていた中で、思わず何度もリピートしてしまう曲がいくつかあったので記録しておきます。
『Line of sight』 / SCANDAL
自分がハマり始めた頃のSCANDALは「若い」「可愛い」を推し出したアイドル感があった気がしたけど、年次を重ねて「カッコ良い女性」「大人のロックバンド」の印象へと変化した感じがします。
『A.M.D.K.J.』『eternal』など最近の曲はもれなく全部カッコ良いです。
『Line of sight』は冒頭から低音ゴリゴリで、不意にイントロを聴いた時に「あれ?こんなカッコ良いバンド入れてたっけ?」ってなります。
特にBメロのボーカルラインを追いかける楽器隊の演奏が重くて分厚い。(このメロディ何って言うんですかね?合いの手?)
『グラデーション』 / SUPER BEAVER
直近の『ひたむき』『東京』と打って変わって、ちょっと不穏なトーンで始まる曲です。2番の「じゃあ、どんなつもりだった?」でエフェクトがかかってくるのも印象的です。
でもサビはいつも通りの真っ直ぐさ。「曖昧の中から愛を見つけられたら」って表現が美しいですね。
この曲と言い、ヒロアカの『ひたむき』と言い、ビーバーの愚直な感じと少年漫画って何でこんなにがっちりハマるんでしょうか?
そしてカップリングで前回主題歌『名前を呼ぶよ』のアコースティック版が入ってるのも粋です。
『革命』 / ビッケブランカ
ビッケは管弦をロック・ポップに取り入れて、壮大な世界観を作り出すのが上手いです。
トランペットのファンファーレで始まり軽快に進んでいく曲調から何処となく吹奏楽の課題曲を思い出しました。サビの金管もただのハモリや合いの手ではなく、対旋律的に動いてるように聴こえるんですよね。Cメロも一旦落ち着くというよりはかがんでラスサビに構えている感じで、失速しきらず走り切るのが心地良いです。
ライブで聴いたら絶対楽しい曲なので、ぜひ生で観に行きたいです。
『窓の外から』 / BUMP OF CHICKEN
NHK18祭のテーマ曲です。高校生と一緒に歌うようにコーラスパートを重視して作成されてると、関ジャムのBUMP特集で明言されてました。
穏やかなAメロの入りからゆったりサビへ向かい、2番以降から後半にかけて静と動を何度も行き来しながら展開していく曲で、オーケストラのような印象を受けました。
4回くらいあるサビが毎回異なる雰囲気を見せていて、そこでも曲の広がりや厚みを感じられます。
MV版では3回目のサビで完全に演奏を止めて、藤くんが単独で歌うパートがあり、静寂の中の40秒は圧巻です。
6分半とそこそこの長さがあるのに一切ダレがなく、最適な長さだとさえ感じられます。
もちろんバックコーラスが入る前提ではあるんだけど、『wow』『ah』でここまで間を保たせられるのはBUMPだけだなぁとも思いました。
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