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Deep Dive into BALMUDA

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バルミューダは、デザインとエンジニアリングの力でさまざまな道具をつくり出しています。そんなものづくりの思想や裏側を社員の活動とともに紹介します。
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記事一覧

主役は“人と料理” BALMUDA The Plate Proが生み出すホットプレートを超えた新体験|Deep Dive into BALMUDA

キッチンシリーズ新製品、BALMUDA The Plate Proが2023年10月12日に発売となりました。前回のDeep Dive into BALMUDAでは、発案者である岡嶋シェフの話を交え、ホットプレートの企画が社内でどのようにして進んでいったのかを紹介しています。 今回は、BALMUDA The Plate Proを実際に形にし、量産へと導いたスタッフの話と共に、開発現場の想いをお届けします。 黒子に徹したデザイン BALMUDA The Plate Pro

独自の抽出法が特許を取得。コーヒーメーカーで追求した体験価値|Deep Dive into BALMUDA

2021年に発売したコーヒーメーカー、BALMUDA The Brewは、コーヒー豆の個性をしっかりと味わえるバルミューダ独自の抽出法を採用しています。「クリア ブリューイング メソッド」と名付けたこの抽出法に用いた技術の一部は、2023年6月に特許を取得しました。 今回のDeep Dive into BALMUDAでは、コーヒーメーカーの企画の立ち上がり、クリア ブリューイング メソッドを編み出し、製品が完成するまでの道のりをスタッフの声を交えて紹介します。 コーヒーメ

料理のプロが考えたホットプレート「BALMUDA The Plate Pro」製品化までの道のり|Deep Dive into BALMUDA

バルミューダの新しいキッチン製品、BALMUDA The Plate Proが9月14日に発表となりました。いつもバルミューダの新製品は、企画段階で心躍るような“新しい体験”がなければ日の目を見ることはありません。今回の企画を牽引したのは、シェフという特殊な立場で会社に所属する岡嶋伸忠。BALMUDA The Plate Proがどのような経緯で世に出ることになったのかお伝えします。 自由時間から生まれたアイデア 家電メーカー専属のシェフとして岡嶋がバルミューダに入るきっ

歌うような輝きで音楽の新体験を届けるスピーカー|Deep Dive into BALMUDA

2003年の創業以来、徐々に事業を拡大してきたバルミューダですが、ひとつ「やらない」と決めていたジャンルがありました。それがオーディオです。元々ミュージシャンだった代表の寺尾は、ライブの生音こそが一番良い音で、その感動を劣化させずに伝えられるオーディオ機器などつくれないと考えていたからです。 しかし2020年、バルミューダはワイヤレススピーカー「BALMUDA The Speaker」をリリースします。これまでの感動と異なる音楽体験を生み出す方法をデザイナーが提案したことで

何気ないひとときをテイスティに彩るランタンに込められた想い|Deep Dive into BALMUDA

ものづくりの思想や開発の裏側を社員の活動と共に紹介するマガジン「Deep Dive into BALMUDA」。今回はBALMUDA The Lantern(バルミューダ ザ・ランタン)について、製品デザインを担当したプロダクトデザイン部の比嘉一真による解説を交えながら紹介します。 BALMUDA The Lanternは、バッテリーを内蔵したポータブル式LEDライトで、クラシックなデザインとダイヤル操作で暖色~温白色を無段階に調節できるのが特徴。暖色にした際は、ほのかに“

新しいBALMUDA The Rangeで追求した第2世代のデザイン|Deep Dive into BALMUDA

2023年5月、オーブンレンジ「BALMUDA The Range」の新モデルを発表・発売しました。2017年に発売した初代モデルから庫内の構造を見直し、あたための向上、容積の大型化を実現。ヒーター管を内蔵化し、お手入れもしやすくなりました。それと合わせデザインもアップデート。今回の「Deep Dive into BALMUDA」では、新モデルのデザインのあり方について、担当した佐々木 紫帆の話を交えながら紹介します。 レストランを新装開店 BALMUDA The Ran

2つのDCモーターで扇風機の静音と使いやすさを追求したThe GreenFan|Deep Dive into BALMUDA

バルミューダの歴史を伝えるマガジン「BALMUDA Chronicle」第3回で、世界初のDCブラシレス・モーター扇風機「The GreenFan」の誕生ストーリーを紹介しました。渦のない“面で広がる風”を生み出す二重構造の羽根を用いた扇風機は、DCブラシレス・デジタルモーターとの組み合わせで常に回転速度が安定し、かつ静かで省エネというメリットが生み出しました。 バルミューダの各製品に対するスタッフの取り組みを紹介するマガジン「Deep Dive into BALMUDA」

【REC COFFEEインタビュー】BALMUDA The Brewは”最高のドリップマシン”

バルミューダと深い関わりのある福岡・博多のスペシャルティコーヒー専門店、REC COFFEE。バリスタが淹れるコーヒーとパティシエが手がけるスイーツが楽しめる、人気のスペシャルティコーヒー専門店です。バルミューダとの出会いは、2015年に遡ります。今回は、その出会いからREC COFFEEとの数々の取り組みをご紹介。記事後半には、REC COFFEE×BALMUDAによる、この夏おすすめのオリジナルレシピを2つ公開! 味わい深いコーヒーの世界を、ぜひお楽しみください。 トッ

バルミューダのトースターは、なぜ窓が小さいのか?|Deep Dive into BALMUDA

私たちにとって“デザイン”とは製品の見た目ではなく、ユーザー体験やマーケティングなど事業を包括したワードです。マガジン「Deep Dive into BALMUDA」ではトースターを例に、各スタッフが事業に対してどのように取り組んできたかをご紹介してまいりました。今回は、BALMUDA The Toasterの外観やサウンドなどを決める際、どのような試行錯誤があったのかについて、プロダクトデザイン部の比嘉一真、イノベーション本部の髙野潤の話を交えつつお届けします。 キッチン

BALMUDA The Toasterで届けたい「素晴らしい体験」を北米の人たちに知ってもらうために|Deep Dive into BALMUDA

マガジン「Deep Dive into BALMUDA」では、これまで世に出してきた製品から、まだ語られていないストーリーをお届けしています。 バルミューダ製品を海外で販売する際、その国に暮らす人々に合った体験価値を提供するため、細かくカスタマイズ(=ローカライズ)しているという話を前回、ご紹介しました。北米市場へ投入したトースターは、一からエンジニアリングをやり直したと言えるほど、多様な変更を加えています。 現地でのコミュニケーション ハードウェアの調整を終えたら、お

アメリカにトースターを持って行き、現地のパンを徹底調査|Deep Dive into BALMUDA

マガジン「Deep Dive into BALMUDA」では、これまで世に出してきた製品のテクノロジーやデザインについてお届けします。第1弾はスチームトースター「BALMUDA The Toaster」。前回、トースターが高性能なマイコンを積んでいる理由をお伝えしました。記事の後半で、海外で売っているトースターが日本国内のものとは異なる仕様になっていること(=ローカライズ)について触れましたが、今回は、どうしてそうなったのかについて。海外マーケティング部の福岡祥子が説明します

何のため? トースターが高性能なマイコンを積んでいる理由|Deep Dive into BALMUDA

マガジン「Deep Dive into BALMUDA」では、これまでに発表した製品のテクノロジーやエンジニアリング、デザインについてご紹介します。第1弾は2015年の発表以来、国内外の販売台数が150万台を超え、多くの方にご愛用いただいているスチームトースター「BALMUDA The Toaster」の話です。 朝、食べるパンがもっとおいしくなったら毎日が、そして人生がより素晴らしいものになる──そんな感動を届けようとはじまったこの企画は、パンが焼き上がるしくみを1から研