『"ブレイザーズの"メロについて』

こんにちは!でいむです。
さていきなり嬉しい話題の方からはいるのですが、

現地時間5月3日、ポートランド・トレイルブレイザーズカーメロアンソニーがvsアトランタ・ホークス戦で、NBAの通算得点ランキングで10位だったエルビンヘイズの2万7313点の記録を抜き、得点ランキング10位に浮上しました。

この偉業に対して、ブレイザーズはメンバー総出でおそろの「ME10」Tシャツでカーメロをお祝い🥳
そーゆーところが『ブレイザーズ』ってチームのいい所ですよね。
(ザッコリは相変わらずイケメンです。)

サイモンが心霊っぽくなってるのほんとに可愛いよね(笑)


そんなことはさておき、今回はメロが偉業を達成したこともあり、

『ブレイザーズに来てからのカーメロ』

について自分なりに喋りたいと思います。


19-20シーズン、
ブレイザーズは先発センターのユスフヌルキッチが昨シーズンの怪我のせいでシーズン開始から不在だったことや、オフシーズンでのチーム大改革の影響、更には相次ぐ怪我人により、
現地時間11月15日の時点で4勝8敗の勝率3割と苦戦を強いられていました。

なかでも、DFがリーグ最下位という結果で、
オフシーズンに手放したモーハークレスアルファルークアミヌなどのような、ディフェンダーの補強が急務であるとメディアは伝えていました。

そんななか、ブレイザーズがとった選択は、
約1年間NBAから離れていたベテランフォワードのカーメロアンソニーとの契約でした。

カーメロはブレイザーズと契約する約1年前、
当時在籍していたヒューストン・ロケッツの自身の起用法について不満を訴え、試合への出場を拒否しました。ロケッツはカーメロをシカゴ・ブルズにトレード、その後ブルズはカーメロを解雇しました。



その後約1年間、カーメロはそのエゴのせいで他のチームからも契約を貰えず、このまま引退するのでは、と囁かれていました。

そんなカーメロにブレイザーズは目をつけたのです。

ブレイザーズの契約は、カーメロをにとってはまたとないチャンス!
でしたし、契約の数年前にブレイザーズの主力であるデイミアンリラードCJマッカラムがカーメロのことを熱心に勧誘しているという噂もありました。

ですが、

ブレイザーズのカーメロ獲得に対してのファンやメディアの反応は決して良いものではありませんでした。

なぜなら、カーメロ自身のエゴのせいでもありますし、さらには、カーメロはリーグトップクラスのオフェンス能力を持っていますが、当時ブレイザーズが求めていたディフェンス能力に関してはリーグの平均以下、むしろ足を引っ張ると予想されていたからです。

何を隠そうこの僕もカーメロ獲得を知って、
カーメロが復活することに関しては嬉しかったのですが、これでチームが良い方向に向かうとは思っていませんでした。

しかし、

カーメロはそんな僕たちに、まるで、
「俺が終わったと思っているのか?まぁ見てろよ」
とでも言うかのような、とんでもない復活劇を見せるのです。

カーメロはまず、「ブレイザーズでは今までのエゴを捨て、スタメンではなくベンチから得点を取りチームに貢献する」
と今までの考えを改めることを決意。

そしてカーメロは復帰戦初日の19日、
ニューオリンズ・ペリカンズ戦で10得点を記録しました。試合全体を通してはまずまずの結果でしたが、試合後にカーメロは
ゲームという流れの中に戻ってこれて最高さ。コートに戻ることができたし、自分がいるべき場所にまた戻ってくることができてうれしいね。(NBAの)選手たちと再び一緒にコートへ出ることができた。チームバスに乗ったり、チームでランチをしたり、ロッカールームにいるなど、これまでの17年間ずっとやってきた全てのルーティーンに戻ることができた。ゲームが続いていくにつれて、もっと良くなっていくだろうね」とコメントしました。

その後カーメロは、ブレイザーズで1試合平均31分間プレイし、平均16.9得点、5.9リバウンド、フィールドゴール成功率44.8%、3ポイントシュート成功率38.7%という活躍、さらに、苦手なディフェンスでも多くのハッスルを見せ、開幕第6週(現地11月25日〜12月1日)の週間最優秀選手賞を受賞するなどの大活躍を披露しました。
この週間最優秀選手賞は、全盛期のスター選手でも容易に獲得できるものではなく、当時35歳、約1年間もの間NBAを離れていたのにも関わらず、復活後すぐにこの賞を取ることはとんでもないことなんです。
(ちなみにNBA選手の全盛期は30歳前後と言われています。)

その結果、ブレイザーズは19-20のレギュラーシーズンを35勝39敗と勝率4.5割まで持ち上げ(カーメロ加入後は勝率5割、加入前は3割)、プレイイントーナメントに出場、
そこでもカーメロは要所での活躍を見せチームに貢献、チームは見事プレイオフに進出しました。

(ザッコリは後ろ姿もイケメンですね。)


このように、ブレイザーズで素晴らしい復活をとげたカーメロは、ブレイザーズにとって欠かせない存在となりその後のオフシーズンでブレイザーズと再契約、現在36歳というNBAでは高年齢にもかかわらず 20-21シーズンでも、4Qの要所などでクラッチスリーを沈めるなどの活躍を見せ、現在もブレイザーズで復活劇を見せ続けています。

今では、ブレイザーズのカーメロ獲得が悪手だったというメディアやファンは1人もいません。

そんなカーメロ擁する今季のブレイザーズは、
現在40勝29敗、勝率約6割という好成績でウェスタン・カンファレンス5位に位置づけています。
(今季のウエストは強いチームが多すぎる...)

これからもカーメロの活躍、さらには得点ランキングの更新、そしてブレイザーズの躍進に期待していきたいですね😆


いかがでしたでしょうか?

自己紹介以外の文章では初めてのものになるので、間違ってる部分があるかもしれないし、思ったより長いものになっしまったかなという反省点はありますが、個人的に楽しくかけたので良かったです。

この記事を読んで、
少しでもカーメロに興味を持ったり、ブレイザーズを応援したい、NBAを見てみたい、
と思ってくれる方がいたらいいなと思います。


ブレイザーズで引退してくれカーメロ!!

ちなみに、これから記事の最後に
「今日の1枚コーナー」を作ろうと思います(笑)
個人的に好きな写真を載せたいと思ってます。
とりあえず、今日の1枚はこれ!

                     (ロンデーホリスジェファーソン選手)

ロンデーはチームに馴染むの早くてびっくりした🤣

それではまた👋

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