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占いは意味あるのか

 私はバキバキの理系なので、朝のテレビ占いなど時間の無駄だと思っていた。会社の雑談で「星座占いって何が根拠なんですかね。ラッキーアイテムとかルーレットで決めているんですかね。」と言ったら、「そんなことないだろ。」「〇〇駅前の占い師マジで当たるから1時間待ちだったよ。」と言われた。1時間待ちには流石に驚いた。これがカルチャーショックというものか。

 占いの存在意義について考えてみる。まず、思い悩んでいる人や、何かにすがりたい人に需要があるだろう。宗教にも似たような要素がある。科学もある意味宗教なので、科学を信じている私も同じだろう。色んな人が色んなものを信じる選択肢として、神様、科学、占いがあるということだ。

 そして、信じる対象があることで、前向きに生きられる。これこそが占いの存在意義かもしれない。深刻な悩みを抱えていたが、占い師に「今夜は枕の中に玉ねぎを入れて寝てください」と言われた。起きたら頭が臭いのでシャワーを浴び、スッキリした。気持ちが軽くなったのなら占いの効果は絶大である。いや、シャワーのおかげだろ。

 人は気持ちで行動が大きく左右されるため、気持ちがスッキリすれば行動は前向きになる。行動が前向きになれば、日常が豊かになる。きっかけが占いであれシャワーであれ、世の中に幸せが増えるのは素晴らしいことだ。

 信じたいものを信じる。その選択肢として、占いは十分に存在意義がある。信じている人にとって占いは心の支えであり、人生を豊かにするのもの、とても意味があるものとなる。まあ、それでも私はチャンネルを変えますガネ。

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