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驚きの展開~トウシューズ再チャレンジへの道⑨

この「トウシューズ再チャレンジへの道」は
64歳にして
今年から約5年ぶりにトウシューズに再チャレンジしている
私の悪戦苦闘ぶりを記録するものである。

さて、私の週2回のトウシューズレッスンは、
鍼灸院に通いながらではあるが、
何とか続けられている。
それは前回書いた通り。
私にとっては上出来、花丸💮である。
続けることが大事だからね!



鍼灸院へはおおよそ3週間おきくらいに通っている。
施術は気持ち良くて寝ちゃうくらいなので
毎日受けたいくらいだけれど、
それは無理だわ…。

右膝の痛みは、良くなったり悪くなったり。
特に朝が痛いので
午前のレッスンは結構不安な気持ちでスタートすることが多い。
しかしいつの間にか忘れてしまうくらいのレベルなので、
たいしたことないのかなあ、とプラス思考。
念のためテーピングをして
膝のご機嫌を伺いながらやっている。


さてさて、トウシューズレッスンでの
私の上達具合だが、
最初の頃の「ふくらはぎ壊れるんじゃないか」的な
無理無理感は減った。
しかし、その日のコンディションなどによって、
やけにキツい時もあり
2番で立つときも静止できずに
後ろへ倒れたり(前に行くことはない)。
パドブレも細かく踏めずに
生まれたての小鹿のようであったりする。
(ヨロヨロ)
生まれたての小鹿の方がまだ生命力に溢れているだろう。
こちとら64歳だからなあ。。

弱気になったり持ち直したり
気持ちが揺れる。


しかーし!

皆さん!
なんと!
聞いてください!



つい先日、そんな弱気を吹き飛ばすような
びっくりな😲出来事が起こったのよ!



それは、ある晩送られてきた1通のメール。
通っているバレエ教室からだ。


開くと。
私は目を疑った。



ええーーーーーーーーーーーーっ!!!!!
なんと!



「大人パドドゥクラス開講します」ですと!?


何の前触れもなかった。
青天の霹靂である。
こちらから希望を出していたわけでもない。
まさかまさかの…
パ、パ、パドドゥ✨✨✨
もちろん嬉しい驚きだ。


あのね、日本でバレエ習っている人の総数は減っているけど、
その中で大人は増えているんだって。
今や、大人バレリーナが
日本のバレエ教室を支えていると言っても過言ではないのよ。
大人バレリーナは金づる、あらっ言葉が過ぎたわ、
希望の星!☆

そのニーズに応え、大人向けのバレエコンクールや
バリエーション発表会、
そして大人向けのパドドゥクラスも増えてきた。


男性と組んで踊るパドドゥ。
踊りながら、男性にウエストを支えてもらい
ポーズしたり回ったりする。
時にはリフトされたり!!!


ヒエエエエエー!

こんな! 美しい✨(写真お借りしました)
こんな! リフト!
白鳥が羽ばたいているみたい🦢 美しい✨


もちろん基本トウシューズ。

私の住んでいる地域でも、
パドドゥオープンクラスの案内を見かけるようになった。
だから、私だって行こうと思えば行くことができたのである。
たびたびこのnoteにも登場するAちゃんも
パドドゥクラスを受けたことがあるし、
Aちゃんの友人Hさんに至っては、何回も舞台でパドドゥを踊っている。
だから話はよく聞いていた。
羨ましくはあったけど…。

私にとって「パドドゥ」は遥かかなた、
富士山のてっぺん、サハラ砂漠、
いや宇宙の果てくらい、
遠くて遠くて
行くことなど到底叶わない
恐れと憧れの入り混じった特別な場所だ。

無理無理無理…
パドドゥだなんて。
私はパドドゥには縁がない、と思っていた。
全く現実味がなかった。



そのメールが来るまでは。


夢みたいなお話だ。
願ってもないことだ。
毎週通っているバレエ教室で、月2回。
しかも担当は
現在大人クラスを指導してくださっている男性のT先生。
とっても優しいの。
初めてのパドドゥが初めましての先生だったら
緊張しまくりに違いないけど、
気心の知れたT先生が教えてくださるなら
こんなにありがたいことってない。

ありがたや
ありがたや。

これは申し込むしかない!

つい半月くらい前までは
トウシューズを履くことも頭になかったのに、
なんと、私がパドドゥレッスンをするなんて…。

全く驚きの展開である。


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