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私のための本

ライターの師匠である佐藤友美さんの新刊『本を出したい』。

先月から念願のブックライティングのお仕事がスタートしたこともあって、切実に発売を待っておりました。タイムリーすぎる!!!ありがとうございます!!!!

待ってはいたものの、ブックライティングに加えて、Bリーグが超過密日程+リーグワンなどスポーツの仕事が絶賛立て込み中。amazonの段ボールを玄関に放置したまま、1ページも読んでない本をトランクに押し込み、暴風雨のなか髪の毛を振り乱して出版記念イベントへ駆け込みました。

面白かったし、学びになったし、背筋が伸びたし、少し落ち込んだ。

イベントでも話題になったし、本の中にも書かれているのだけれど(帰りの新幹線でちょっとだけ読んだ)、

「本は知っていることを書く」行為ではなく、「本を書くから考えることができる」。本を書くことで著者は「他のどの体験でもできない類の成長」をすることができ、本を出す前と後とでは「別人」になることができる。

という話を、反芻しています。

だとしたら、ブックライターに何ができるのだろう。
著者さんに新しい発見をもたらすインタビューができているだろうか。
いや、全然できてない。
取材は5回のうち既に3回が終わっている。
チャンスはあと2回。
これって書籍だけの話じゃないかも。
まずは明日の取材で1つでも多く、著者さんのなかに化学反応が起きる質問をしたい。
練り直そう。

なので、一旦、『本を出したい』を閉じます。師匠、すみません!
取材が終わったら、また熟読させていただきます。


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