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バリ島クサンバの塩

バリ島東部クサンバ村には、日本から伝わった伝統製法によって作られる本物の【塩】が現存しています。

塩。

塩。

塩。

クサンバの塩に魅せられ、研究の日々。

奥深い、塩の世界。


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調べれば調べるほどに、知れば知るほどに、何故こんなにも素敵なお塩が今なお存在しているのかと溜め息がでてしまうほど。

幻のような、いわば絶滅危惧種です。

これを何とか次の世代、あわよくば100年くらい先まで存在させておきたい。そういう想いで日々、格闘しているような、でも敵があるわけでないから格闘ではない気もするけれど、とにかく懸命にもがいています。

まずは、生産者の人が何も知らない。すごい塩だなんて思ってない。向上心もない。あるがままを受け入れ、衰退さえも自然なことと、でもそういう向上心とか効率化とかは一切考えない姿勢(生き方)があったおかげで、いまなお存在しているというのが事実だから、なんだかもう。固定概念が覆されますね。

変わっていかなければ、きっと人知れず失われてゆく運命のクサンバの塩。

恐れ多くも、私はこの運命に一石を投じたい。

無理があっては、きっと上手くいかない。資金が豊富にあって、どど〜んって何か出来るとしたら、、、とは常に想像してみるけれど、実際のところ問題の根源は資金じゃなくて、たぶん99%はお金で何とかなるんだけど、どうにもこうにもお金では何ともならない、その【1%】が真髄なんだと思っている。

方法は、できるかぎり自然にシンプルに。

流れに身を任せるように。

無理なく。

楽しく。

ワクワした気持ちが原動力のプロジェクト。

塩農家のおばちゃん達を巻き込んで、美しい未来の創造。

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