見出し画像

2023/3/15(水) ジム・クレイマー 　　　 Jim Cramer's top 10 things to watch PPI生産者物価指数情報・銘柄チャート・Adobe決算情報） 　　

INVESTMENT&FINANCIAL MAGAZINE



2023年3月15日(水)
注目すべきジム・クレイマーのベスト10

Jim Cramerの前にPPI、決算情報の提供


2月　PPI（生産者物価指数）

２月の米生産者物価指数（ＰＰＩ）は市場予想外に低下した。
数十年ぶりの高インフレが続く米経済の一部で物価圧力が和らぎつつあることが示唆された。
総合ＰＰＩは財とサービス両方の価格下落を反映した。財価格下落の80％余りは鶏卵のコスト低下に起因し得ると、労働省労働統計局（ＢＬＳ）は説明した。サービス価格の抑制には機械や自動車が寄与した。

◉21(火)・22(水)　FOMC

PPI（総合）前月比 ●結果 -0.1%   / ●予想 0.3％ / ●前月 0.7％

PPI（総合）前年比 ●結果 4.6%   / ●予想 5.4％ / ●前月 6.0％

PPI（コア）前月比 ●結果 0.0%   / ●予想 0.4％ / ●前月 0.1％

PPI（コア）前年比 ●結果 4.4%   / ●予想 5.2％ / ●前月 5.0％


上段：総合ＰＰＩ、下段：コアＰＰＩ


Adobe（ADBE)　決算情報 3/15

2023年2月期第1四半期
コンセンサス予想
✅売上高：　46億2000万ドル
✅EPS：　　3.65ドル

結果
✅売上高：　46億6000万ドル
✅EPS：　　3.80ドル
予想を4.11%上回り、売上高は前年同期比で9.22%増加した。


ガイダンス（第2四半期）
✅売上高：　47.5億ドル〜47.8億ドル
✅EPS：　　 3.75ドル〜3.80ドルの非GAAP収益

コンセンサス収益予想
✅売上高：　47.6億ドル
✅EPS：　　 3.76ドル
✅通期2023年度非GAAP利益
EPS：　　　15.30ドル〜15.60ドル

アドビシステムズ社は、クリエイティブプロフェッショナル、マーケティング担当者、開発者、企業、消費者が、魅力的なオペレーティングシステムの作成、管理、配信、測定、最適化、エンゲージメントに使用するソフトウェアとサービスのラインアップを提供しています。


注目すべきジム・クレイマーのベスト10


１．　Credit Suisse (CS)

システムリスクは、SVBの懸念が3回続いた後、火曜日にウォール街で跳ね返された翌日に再検討された。サウジアラビア国立銀行は、水曜日未明に株価が30％近く下落したクレディ・スイス（CS）にさらに資金を投入することはないだろう。欧州（2.5％以上下落）と米国（市場前2％下落）の債券と株式に非常に大きな影響を与える。


２．　DOW, S&P500, NASDAQ

クレディ・スイスの急落が、クラブに所属するウェルズ・ファーゴ（WFC）やモルガン・スタンレー（MS）を含む米国の銀行株を水曜日未明に引き下げるため、ダウ、S&P500、ナスダックは急落して始まる予定です。投資家はまた、火曜日の消費者物価が予想通りであった後、2月の生産者物価が予想を下回る結果となったことを受け入れています。水曜日に発表された2月の小売売上高は、予想とほぼ一致しました。このような経済指標は、株価を押し上げるには至らなかった。


３．  FOMC　利上げ

市場では、FRBの4分の1ポイント利上げの確率がまだ50％以上とされている。その議論の中心は、小幅な利上げでも銀行問題を悪化させる懸念と、利上げを見送ることで成長が鈍化しているが依然として上昇しているインフレを加熱させるリスクである。



４．　real risks including climate change

ブラックロック・レター CEOのLarry Finkは、気候変動を含む真のリスクを知る必要性を倍増させています。少数株主は依然としてリターンを重視している。規制されるのであれば、クリプトに賛成する。これは支持なのか矛盾なのか？インフレはコントロールされていない。SVB後、銀行の資本要件はより厳しくなる。デュレーション・リスク以上に、別のドミノになるかもしれない。流動性のミスマッチ。

英中銀の課題のうち気候変動対策の優先順位が下がれば、当局者は金融安定化や市場、デジタル通貨といった中核業務に集中できるようになると、事情に詳しい関係者が匿名を条件に明らかにした。


５． Starbucks (SBUX), Estee Lauder (EL) and Wynn Resorts (WYNN)

水曜日は中国との自由貿易の初日です。
輸出業者は実際の需要を評価するために中国と会うことができます。
COVID後の正式な再開の始まりです。
世界第2位の経済大国が再び動き出すための一歩は、スターバックス（SBUX）、エスティローダー（EL）、ウィン・リゾーツ（WYNN）など、中国関連銘柄にとって朗報となるはずです。


６．　Meta Platforms (META)

Meta Platforms (META)の値上がりがより予測しやすくなる。
CEOのマーク・ザッカーバーグが、人数が多すぎることを認識しているというのがコンセンサスです。
次はニューヨークの全事業を閉鎖し、リースから逃れるための支払いになるのでしょうか？
ザッカーバーグの「効率化の年」の結果、火曜日にはさらに1万人のレイオフが発表され、5千人を採用しないことが決定されました。


(Jim Cramer's Charitable Trusの銘柄一覧はこちらをご覧ください)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？