三麻講座 その1:国士、行っちゃう?
東2局 東家:配牌で9種10牌がキタ!(゚∀゚)
役満まで3シャンテン!
たったの①と西と白と中のうち、3種引いたらテンパイです。
すぐに枯れる、抜きドラの北はもうある。
ドラの発も、押さえている。
和了り損ねてもまだ4局もあるし、どうしよう?
国士に行こうかしら??
よくある状況だと思います。
判断はお好みでいいのです。
その上でコメントしますと、
私はまずトップ取るのに何点必要かなあ?と考えます。
すると残り局数にもよりますが、
配給原点より15000点~20000点くらい上積めばいいのでは?と考える。
平らな状況下では満貫~跳満を2回和了れば、現実的にトップ狙えると思う
そうなるとこの局面、役満はいらない。
役満を和了る難易度>>>>>>跳満>満貫 くらいなのです。
ゆえに9種で流局します。
夢が無いですか?
まあ堅実ですので。
じゃあ、どういう時に国士行くのよ??
それは倍満直撃してもまくれないときですね。
三麻なら倍直のハンドは、わりと現実的に作れる。
4麻なら跳直くらいはいける。
それを超えた条件を求められたとき、私は国士に行っちゃいます。
そしてわざわざ直撃条件をクリアすべき時って?
天鳳においてはもちろんラス回避の時であります!!
つまり(点棒を)持たざる者のための手役、それが国士無双!
ラス目から3着目はいあがるのにも3倍直必要とか、そういうときが基本です。
そして残り局数が多いと、何回かに分けて和了ればいい。
そうなると残り局数が少ない、オーラスやラス前、特に親番が無くなった南場が一番需要が高まります。
2着→トップ って、上手くいけばいいけど和了れなかったときに下の順位の人にまくられると困るじゃない。
なので2着→トップは3着以下がダントツに離れていないと、やんないです。
例外
天鳳三麻でよくあるんだけど、西家の時に9種が入ると、自分の手番が来る前に北を抜きドラして(一発とか消える)
流局の権利が無くなるときがある。
そういう時は、しぶしぶ国士に向かうこともあります。
ご理解いただけたでしょうか?
雀風によって、役満を目指し夢を追うのもいいのです。
しかし打数が上がるとどういうわけか、トップ取りとラス回避が優先になります。
まとめ
国士に向かうかどうかの判断
① 点棒状況が大事
トップを目指したり、ラス回避するのに満貫や跳満を1~2回和了ればOKなら9種で流す。
逆に獲得したい点棒が、だいたい3倍満以上が必要なら向かう。
② 残り局数は?
あと残り1~2局で役満必要なら、天の采配。
まだ親があったり、残り局数があるのであれば9種流局で流す。
③ どうしようもないとき
9種なのに北を抜かれたり、鳴きが入って流局権利を失ったらしぶしぶ行く。
以上です。
追記
文章書いといて何だけど、これ流さずに国士行ってもいい気がするなあ。
テクニカルな話として 遠くの役満<現実的な満貫、跳満 というのは悪くない。
一番流すときは、もうすでに大量得点あるとき。
次は満貫、跳満で順位上がって、逆に他家に満貫、跳満和了られると順位下がるとき。
で逆に国士行くときは、オーラスラス目でダンラスのとき。
残り局数と平らな状況考えると、国士を志向して、途中で他家テンパイ入ったら無理せず降りるべきだろうねえ。
ゆえに、やっぱこの手は国士に行く。
テンパイ前に他家リーチ入ったら、押すか引くかは応相談。
記事を読んで、良かったらサポートしてくれると嬉しいです。