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ボーイング787が使用されるまで長かったらしい

こんにちは。

制服のマネキンです。

時代の変遷と共に人々の生活様式がその時代に即したスタイルに日々変わっていますが、そんな我々の生活にとって切り離せない存在の一つとして乗り物がありますね。

しかし、ここで私が不思議に思うのが、思った以上に乗り物の形が変わらなかったり、最新の乗り物がそこまで身の回りで使用されていなかったりしませんか?


『特に多くの旅客を乗せて運ぶ輸送機械は。』


さて、話は変わるのですが

先日友人から本を頂いたのですが、本の内容で面白い項目があったので紹介したいと思います。


今回呼んだ書籍はこちら

ザックリ内容を説明しますと

日本の二大航空会社「ANA」と「JAL」の事業展開や路線展開など二社の企業情報を端的に分かりやすく説明してくれています。個人的には2社の歴史の変遷の章が興味深かったです!文庫サイズでページ数もそこまでないためすぐに読み終わる一冊となっています。


そんな著書の中で私が気になった部分があり「経験工学」を述べている一説でした。


ざっくり経験工学を説明すると


経験の蓄積と継承によって、機能性、安全性、利便性などを高めていく工学の手法。
(デジタル大辞泉(小学館)より出典)

というものです。

つまり、先ほどの自分が疑問に思った
『特に多くの旅客を乗せて運ぶ輸送機械は。』の答えとして

多くの旅客を乗せて運ぶ輸送機械というのは、長年の開発の歴史があり長年の積み重ねた技術は、リスクを負ってまで変えれないから。」という

経験工学の本質を捉えています。
この著書でも安全では大命題となる輸送機械は、新しい技術の導入がとても難しい分野であると書いています。


そんな一例で本書でも取り上げられていた航空機ボーイング787

この機体は従来のボディの素材を炭素繊維複合材に変えることで旧型機と比べ20%も燃費効率が改善し、日本から直接行ける都市が増加させる事ができたとんでも機体なのだが、納入は当初の予定から3年半遅れて導入されいます。

背景としては「経験工学」が背景として重視されているため、完成に至るまでに多くの気苦労があるようです。



工学に関しては無知な制服のマネキンでしたが、新しい乗り物がぞくぞく生まれない背景の一種には「経験工学」が関係していることが勉強できたのが逆に自分の経験値となったのが良かったですね。


ちなみに、経験工学に際して、ちょっと危険では?と述べている方のサイトが面白かったので読んでみてください🙇‍♂️


かくいう私は格安航空会社が好き好きマンですけどね。


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