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ダニエルとテオ

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ダニテオはいいぞ!(※コンビもカップリングも含みます) イラスト:たづゅ様
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#ss小説

バニーと師匠(女装注意)

「先輩、着替えがこれしかなかったんですけど、これで働かせる気ですか?ボーナスは出してくれますよね?」 ダニエルの経営する喫茶店にて。 テオがバニーガールの衣装で出てきた。下はハーフ未満のズボンだが、ほぼ女装として作られたものである。 テオは制服は置いていけとダニエルに言われている。 なぜならダニエルがちゃんと洗ってくれるからだ。しかし逆に持っていく制服がないので、洗われているはずの制服がなく、代わりにメイド服などの明らかな女装服がハンガーにかかっているのだ。 「ボーナス…

Web拍手でしかしない話5題(ダニエルとテオ)

やりやすかったので書いてみました。だいたい140字以上。 ーーーー [01] 2人だけの秘密 「はいこれ、チョコレートですよ」 「え?今日は何でもないですよ?」 テオはきょとんとしてダニエルを見上げる。 「ええ、だからこそです。この新作ビターチョコレート、ぜひとも貴方に食べてほしかった。これは…誰にも言わないでくださいね?」 ウインクをして唇に指を当てた。その笑顔にテオは微笑ましくなりながら食べたのであった。 [02] present 「お誕生日おめでとうござい

起こす(ダニエル&テオ)

「先輩」 珍しくテオの部屋のロッキングチェアでダニエルが眠っていたので声をかけたが、反応がない。 (もしかして寝たフリなのか?いやでも分からない…!先輩は本当に読めない…!!) テオは半ばむすっとしていた。 「先輩、お茶入れましたよー。今日は先輩の好きなプレーンのマフィンです」 と言ったがダニエルは目を開けない。 本来ならここで目を開けるはずが、何故か起きない。一体どうしたのだろうか、とテオは思わず心配になって肩を軽くゆする。 「先輩!大丈夫ですか!」 すると揺すっていた手を

お題メーカーより:舌の感触(ダニエル×テオ)

(背後注意!) 「ん…っ」 舌を絡めた時におかしな感触がした。ざらりとしたもの、粉のような何かが絡められた気がして、思わず離された後に口を軽く抑えた。 「先輩、何か…残してます…?」 「ふっ、やはり分かりましたか。それを飲み込みなさい。魔族の血を持つ貴方なら効果的なんですよ。さあ」 とコップに入った水を差し出された。 飲み込めと言われて、鵜呑みにして飲み込むような性格ではない。 しかしダニエルはテオに何かあっても裏切りはせず、助けてくれる。それを何度も経験しているのだから信