2023/5/18 僕らが布団に入る理由
眠いぞ。とっても眠い。とても眠い。
今日は9:30頃に起きた。
今日見た夢は殺人エイリアンが地球にやってきて、さまざまな場面やパターンで殺される夢だった。殺されては別の場面で生き返りまた殺されるを繰り返した。
ちょうどエイリアンが小型爆弾を投げてきて、死ぬなと思い、その爆弾を腕で払いのけようとした瞬間に、自分の枕を払いのけたことで目が覚めた。
眠っても夢のせいで結局疲れる。これが病気というやつなのか。
12:40から漫才大行進の出番がある。今日は11:30に東洋館に到着してポッドキャストのラジオを録音した。
12:15頃に袖で待機して、ウーデンガーデンのムサシさんと文章の書き方について話した。
私なりのわかりやすい文章の書き方を伝えた。ムサシさんは、いろいろと書こうと思ってもこれじゃだめだあれじゃだめだと悩んでしまい結局書けないというパターンらしい。
これはもう典型的なパターンだと私は思う。結局のところ書きまくって、読み直してをしないと文章は上達しない。漫才と一緒である。大天才なら一度書いた台本、一度目で追って読むだけで大爆笑をとることができるだろう。残念なことに我々には文章にも漫才にも天賦の才は無い。
また、書く内容が見当たらないという場合は、「書くことが無い」と何度も何度も書いてみてもいいと思う。どうして書くことが無いのか。どんなことが起こっていれば書けるのか。そのためにどうしようと思うのか、それともやっぱり面倒だからどうしようとも思わない。
ただそれを書いていくだけで自然と文章は長くなってしまうものである。
別に誰にも求められていないし、お金をもらって書いているわけではない。内容が薄すぎると文句を言う人がいれば、そいつからお金を取ってしまえばいい。お金がもらえるならいい文章を書きますよ、とそれくらいの軽い気持ちでいいのだ。
いまのところ私は内容が薄いと文句を言われたことが無い。書きすぎと文句を言われたことは何度もある。ゲラゲラワッハッハ
日記を毎日書くことについて。私はつまるところ、毎日日記を書くというルールを作っているから面倒な日でも書かざるをえない状況なのだ。
これは私の人間性もあると思う。なんとなくで作ってしまったルールを守れないと、別に誰かから怒られるわけではないのだがそれをしないと気が済まなくなってしまう質である。
ルールを作って、それを破っても気にしないタイプならそのまま書かなくてもいいと思う。自分の考えを伝えるのに個人で始められる配信サイトもYoutubeもLINEも無料で、即時で感情を伝えられる時代だ。
わざわざ不特定多数に自分の考えを広めようとするこの姿勢こそ気持ちが悪いものであろう。
大学時代に私がゴリゴリマッチョメンだったというのは記憶に新しいが(誰の?)、これも毎日トレーニングをしないとイライラしてしまう状態に陥ったからである。これについてはどうしてもトレーニングができない環境に置かれていくうちに抜け出していった。
さてとこんなことを考えていたら東洋館の出番も済ませた。田川くんからありがたいダメ出しをたくさんいただいたので直していこうと思う。私は天才ではない。
若手の楽屋で、ちょうど青空一風千風の千風さんがいた。現状の私の悩んでいる漫才のことを相談してみた。ほんとうに懐の深い先輩である。どんな質問もそーだね。こーなんだよ。と答えてくださる。
千風さんはコンビの中でネタを考えていないほうのメンバーである。そこで、ネタを作っていない側の人間の気持ちを聞き取ることができた。もちろんこれはあくまで千風さんの考え方だったので、そのまま田川くんに当てはまるというわけではない。
ただ、ネタを作っていない人がどんな気持ちで漫才の舞台に挑んでいるのか、その一端を知ることができた。
私としては、より具体的なネタの改善方法を聞こうと思ったのだが、そこは聞けなかった。はっはっは。
続いて、なにわプラッチックの三輪さんにアドバイスをもらいにいく。さすがは百戦錬磨の漫才師である。私が何を面白いと思ってネタを書いているのかを10分で見抜かれていた。それをよりお客さんに伝えるためにはこういったチャレンジをしてはどうだといった具体的なアドバイスをいただいた。
三輪さんのアイデアの中で、もちろん我々コンビの関係性からしてすぐに取り組んでみることは難しいと思われたこともあったが、それらを少しずつ小出しで実践していこうと思う。
ここらへんで帰宅することにした。各楽屋に帰宅の挨拶をしてまわった。女性用楽屋には はまこ・テラこのご両人がいらした。
いつも はまこさん(男性)は女性用楽屋にいるがアレはなぜだれも何も言わないのかは私は知らない。みんなまあいいやと思っているのか。私もまあいいやと思っている。
帰ろうとするとこの後は何をする予定なのかと聞かれた。今日は帰ってから、あのチキンビリヤニの美味しさが忘れられなかったので四つ木に行こうとしていることを伝えた。
テラこさんからはお前はそんなことよりも3人くらいの女性と性行為をしろ。漫才のことを考えて良くしようと思わず、まずは性行為をしろとおっしゃっていた。最近会うたびに言われる。
そういうもんなのか。たくさんの女性と性行為をすると漫才とは面白くなっていくものなのか。なんとも俗な伝承である。しかし、ベテランが言うのだから本当なのだろう。
本当だったところでこのコンプライアンス時代。売れていないころのスキャンダルが売れてから足を引っ張ることもある。なんともリスキーな行為である。
そして、性行為とは異性間であろうと同性間であろうと最低でも二人の人間の同意が必要だ。やってこいといわれてやれるもんでもない。
ということで尊敬する先輩からの貴重なアドバイスであったが、これについては保留としておく。
帰宅して四つ木に行こうと画策する。四つ木に行くためのレンタルサイクルが近所にないことが分かった。めちゃくちゃ眠たかったので家でゆっくりしようと思った。しかし、眠いから寝るというのは何ともウホウホな気がする。原始人じみていて好みじゃない。もし、読んでくださっている方に原始人の関係者がいらっしゃれば謝罪したい。申し訳ありません。
四つ木に行くことはかなわないので、久しぶりに上野に行くことにした。上野は私の庭と言ってもいいだろう。だれも上野の領有権を主張していない。私がもらっておくことにしている。
上野広小路あたりにある祭屋夢吉という居酒屋へ向かった。ここは何といっても飲み放題の値段が安い。料理もめちゃくちゃうまいというわけではないが、高くも安くもなく(どちらかと言えば安い)、店の雰囲気も中年から老人の客がほとんどでちょうどいい。私の庭にある第二の家。離れのような感じ。たっちゃん、かっちゃん、南ちゃんがいる感じだ。どんな感じだよ。
食事をすませて上野公園でだらついた。上野公園はだらだらするのにちょうどいい。老若男女が自由気ままに過ごしている。
上野界隈をだらだらしているとあっという間に時間がたった。
22時すぎに帰宅して、今の時間になった。
明後日のライブのネタを作らなければいけない。
明日は夜に予定が入っているので、今晩やらなければいけないのだが眠たい。ああ眠たい。もう寝ちゃおっかな。でも眠いから寝るのはウホウホゴリラくんである。
今日面白いと思ったことは「眠いから寝るということは誰にでもできることだ。恥じよう。」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。