2023/9/28 みんなで見送った

まずは訂正とお詫びから。先日、与謝野晶子氏の歌を「童貞まじ腹立つ」と現代語訳しましたが誤りの可能性が高いことが判明いたしました。
あらためて調べたところ「うちがこれだけ誘っとるのに何で抱かへんの?人の道なんか今はええやん」とのことでした。失礼いたしました。

今日は7:30に起きた。今まではお名前を出さないようにしていたが、本日、ひとつの段階を超えたため、お名前を出すことにする。
今日はカントリーズ えざおさんの告別式の日である。

10時に小岩駅近くの斎場で行われる。家からは少し距離があるため、早めに家を出た。9:45頃に駅に到着して電車を降りると、サスペンダーズの古川さんがお声がけくださった。どうやら私が乗った時点で既に乗車されていたようだ。もっと早めにお声がけいただいてもよかったのだが、特に話すことが無いなと思っていたのだろう。古川さんは少し無理やりに改札内のNewdaysに入っていった。

改札を出ると漫才協会の方々がいた。なにわプラッチックのカツノリさん、ミーナの喜助さん(目下大ブレイクの兆しあり)もいらした。皆さん、明るく送り出そうと楽しい雰囲気でお話をした。
カツノリさんは「あかんわ~喪服カビ生えててん~イチかバチか洗濯機であらってみてんねやんか。意外といけるやんな~。」とおっしゃっていた。明るい!
喜助さんも「あかんやん~喪服無いからオヤジの借りて来てんねやんか~」とおっしゃっていた。明るいことは良いことである。
駅前の喫煙所に行くと、先日面会にも一緒に行ったぽ~くちょっぷの篠木さんがいらした。今日の篠木さんは不謹慎警察になっていた。
喜助さんがサイズの合っていない喪服を着ていることを不謹慎だ、会場の冷水器の水を飲むのは不謹慎だ、などと指摘していた。しかし、篠木さんはそもそも喪服ではなく紺色のスーツを着ていたし、冷水器で紙コップ3杯の水をぐいぐい飲んでいた。今日一番間違っていたのは篠木さんであった。

斎場に着くと、すでにたくさんの方がいらしていた。この度、何度も思ったことだが、あらためてたくさんの方に愛されている方なのだなと思った。
式の内容にまで触れることはまだ時期尚早かと思うので控える。
また、みんなでゆっくり話せたらと思う。
しかし、これは日記である。面白いと思ったことは面白いで書くしかない。失礼が無いようにしようとは思う。いったん私のような者の言葉は聞かなかったことにしていただければと思う。

会場内では、えざおさんが好きだったのであろう歌が繰り返し流れていた。それが「果てしない夢を」という歌である。
えざおさんがこの歌を好きであったのだから、流れていることは良いことだと思うのだが、この曲はプロ野球ファンの間では珍曲としても知られている。ZARDやWANDSといった一時代を築いた歌手が力を合わせて歌っているのだが、途中で長嶋茂雄氏がとても特徴的な歌声を挟む。
「あとぅく~あとぅく~信じていたいぃ~⤴」「ずぅっとぉずっとぉ胸に抱きしめぇへぇ~⤴」という何とも味のある歌声が、えざおさんの思い出話をしている会場に響き渡っているのが面白いと思ってしまった。

そのほかにもお笑い芸人さんらしい、独特な行動などをいくつか観測したのだが、やはり時期尚早である。また、文字にしてしまうと私の稚拙な文章では思わぬ誤解を生むかもしれない。いったん文字には残さないことにする。

えざおさんを見送った。えざおさんお疲れさまでした。ゆっくりお休みいただければと思う。

あと、帰りの電車に乗る前に漫才56号の堀江さんがとんでもなく悲しいお知らせをぽつっと置いてどこかへ行ってしまった。タイミングよ。

帰宅後は喪服、漫才衣装などをクリーニングに出した。スカジャンは普通にクリーニングしてくれるんだなあと感心した。
今日はこのくらいで日記を終えることにする。皆さまが心の中でえざおさんのことを思っていれば、それが一番いいことだろうと思った。多くの人がこういった言葉を残すが、やはり自分の目の前にこれらがやってくれば、同じことを思うのだ。
気持ちが一番大事だ。

今日面白いと思ったことは「やはり芸人さんは変わり者が多いと実感した」


こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。