ラジオ漫才⑤

お疲れ様です。
おススメの映画を教えてと皆様にお願い(半ば強制的に)したところ20作品(内シリーズものも何作か)いただきました。
それらをどんどん見ていこうと思っております。

さて、毎度のことながら簡単に説明をば、Youtubeで「爆弾世紀末の汗だくセクサロイド」というラジオ動画を毎週日曜日にあげております。そこで2週に一回ラジオ漫才を公開しております。
さて、今回はそのラジオ用につくった漫才台本をどうぞ。

20200502 ラジオ用漫才「自粛警察」

FT「どうもー」

藤崎「いま話題になっているのは自粛警察という人たちですね。」

田川「はいはい。
本当の警察ではなくて、営業自粛していないお店に行って「自粛しないと警察に連絡する」とか脅しの張り紙をしたりする人達のことですよね。
行き過ぎた活動は良くないですよ。」

藤崎「うちも自粛警察の被害にあいましたよ。」

田川「たいへんだねえ。どんな被害にあったんですか?」

藤崎「ポストに3密を避けろという手紙とともに訳わかんないマスクが二枚入ってました。」

田川「それはアベノマスクだよ。いろいろと文句が出ながらも配られている布マスクね。それは自粛警察の仕業じゃないですよ。」

藤崎「私がマスクを着けずに外出しているのがばれていたみたいですね。」

田川「そういうわけじゃないよ。全世帯に2枚ずつ配られているんだよ。
あと外出時はマスクをつけなさいよ。特に、GWはどうしても遊びに行きたくなる人も多いですから、より一層気を引き締めないといけないですよ。」

藤崎「確かにそうですね。いま、気を抜いて濃厚接触してしまう人がいるそうですよ。」

田川「それはよくないですね。」

藤崎「前澤さんと剛力さんも濃厚接触を再開したそうですから。」

田川「ただの復縁だよ。破局報道から半年で復縁したんじゃないかと、小さく話題になってますけどね。」

藤崎「芸能人の悪事を自粛警察が報道してくれたおかげで我々も気が引き締まりますよ。」

田川「悪事じゃないよ!悪事でもなければ報道したのは週刊誌記者だから。正義の意識はない人ですよ。」

藤崎「早いところ前澤さんには月に行ってもらって、濃厚接触を解消してほしいですよね。」

田川「遠すぎるよ。月と地球じゃ遠すぎるのよ。すこしかわいそうじゃないですか。」

藤崎「でも、これだけメディアで予防意識のない人が叩かれているのを見ると、やっぱり私も意識して頑張らなければと思いますよ。」

田川「そうですね。ひとりひとりの心がけがやっぱり重要ですからね。」

藤崎「生活を守るために自粛していないパチンコ店で生活費稼ぎを頑張りますよ。」

田川「一番だめだよ!最も叩かれている業界で頑張るんじゃないよ。」

藤崎「おい!パチンコをたたくんじゃないよ!働く人も苦渋の決断で、生活を、従業員を守るために働いてるんだよ!」

田川「いや、それはわかるけどもやっぱりよくないよ。」

藤崎「家族を守る意識が分からない。結婚しとらんからわからんのやろ!結婚しろ!」

田川「矢部さんみたいに叱ってくるな!岡村さんの失言を生放送で説教した矢部さんのしかり方だよ!とにかく、いまは家でじっとしてる方が自粛警察にも目を付けられなくて平和ですよ。芸能人もSNSで家で楽しく過ごす方法とか発信してるんだから、参考にしなさいよ。」

藤崎「HKTの元メンバーを見習って、自宅で大麻をやりますよ。」

田川「ほんとの警察が来ちゃうよ!いいかげんにしろ」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。