2024/03/07 いいことと悪いことが繰り返される

今日は9:30頃に起きたと思うぞ!なんだか曜日感覚がおかしくなっている。今日の夜はライブがあるのだが、金・土・日以外で夜のライブにあまり出ることが無いからというのもあるだろう。これはもちろんぜんぜん悪いことじゃない。なんだか私は性格が悪いと思われているようで、こういうことを書くと悪口を言っていると思われてしまう。そんな(損な)人生。うおうおいえいえいえ。

起きてから支度して、11時前からウーバーをやった。平日のお昼前となるとそんなに注文が来ない。バイクで浅草の方まで行ってみる。すると注文が入った。
ぶいーんとお店に向かうと、駅ビルの5Fとかに入っている嫌なタイプの店だった。このお店は以前、いったことがある。以前行ったときは、ドライバーのアプリ上の注意点に「専用の駐車場を使用後、守衛室で受付、入館証をもって、職員用のエレベーターであがってください」と書いてあったと記憶していた。それをやると時間がかかりすぎてドライバーは皆嫌がる。
今日、久しぶりに受注するとその注意書きが無くなっていた。ラッキーである。改善されたのだな。
それでもエスカレーターがお年寄り向けなのか、やたらと遅いし、駆け上がろうにも人が多く、やれやれと数分かけてお店に到着する。「こんにちはウーバーです」と言うと「入館証はお持ちですか?お持ちでないと渡せません。」最悪だ。これからまたゆっくりエスカレーターで下に降りて、守衛室に行き~とやるとさすがに時間がかかりすぎる。
これを言われて私は「いや!注意書きがないじゃないか!馬鹿が!」などと喧嘩してやろうかと思ったが、この注意書きの有無なんかアルバイトの方に分かるわけないのでグッとこらえた。
「そうなんですね。下に降りて入館証ですね。わかりました。」と言って、店を去りながらこの注文はキャンセルとさせていただいた。
その後、近くの店でじゃんじゃん注文が来たので、この注文はやっぱりキャンセルで良かった。

やれやれ。少しのイラつきはあったが、ちょいちょいとこなすことができた。14:30頃に帰宅して、準備をして家を出る。今度はライブに向かう。
会場が仲御徒町ということで、自宅から歩いて30分ほどだ。ウォーキングをすることにした。
16:30に会場近くの公園でパラダイムシフト高倉さんと落ちあい、漫才の練習をする。高倉さんは、ツッコミの練習を頑張りたいということで毎月この場所で、いろんなコンビのボケの方にお願いをして漫才をやってみたいとのことだった。なるほど、私としても田川くんからツッコミについて意見をもらってもなかなか答えられずに申し訳ないことが多いので高倉さんのツッコミからなにか学ぼう、ぜひやりましょうということになった。

公園で実際にネタを合わせてみる。高倉さんはお元気であった。子供たちがたくさんいる公園だが、大きな声で「なんやねん!」などとツッコんでいた。これがなにわのツッコミか。

ちょっとやった感じで、これはいけそうだなとなり、近くの商店街にある喫茶店でお茶をしようとなる。
高倉さんと二人で入ると、おとしよりが憩っておりまさに昭和の喫茶店だ。東洋館目の前のブロンディーのような歴史を感じさせる。席に着くと、左後ろのお婆様(お嬢さんというと失礼、奥様と言うのも的確なイメージではなかろうからこの言葉を選んだ)が積極的にお話してくださった。

板橋からここに嫁いできて、就職をしたこともなく、東京以外で暮らしたことが無い。沖縄と四国以外は旅行で行ったことがある。京都が一番いいところだ。ほぼ毎日この喫茶店にいる。晩御飯の支度を少しサボって、ここのポークジンジャーをテイクアウトしてハイボールをちょいと飲む。
お笑い芸人はみんな大変な仕事でしょう。ネタを考えて書くなんて、えらい。

そんな話をたくさん聞いた。高倉さんはインタビューモードに切り替えていた。プロフェッショナルである。

ほどなくして、こちらのお婆様は帰宅された。我々のコーヒー代金をお支払いいただいた。昭和だなあ。
落ち着いたかしらと思ったところで、今度は店の奥のお爺様が大声を出す「浅草東洋館っていってたねえ」あら、次はこちらのお爺様である。
「あれだねえ。むかし京二と京太がこのあたりに住んでたねえ。京太はいま嫁さんと漫才やってるねえ。」とこりゃあなかなかディープな喫茶店だなあ。どうやらこの喫茶店はかなり昔からやっているようで、たけしさんも1度訪れたことがあるとのことだった。
なんだか、人の縁は網目状に東京全体を包んでいるような、そんな気持ちになった。

毒蝮三太夫さんのラジオで聞いていたような、昔の東京を知っている人が集まる喫茶店はここにあったのだなあ。

ということで、ライブに向かう。会場は秋葉原コンシールシアターという初めていく会場だった。会場費もかなり安く抑えられ、広さを見れば、高円寺の竹芳亭より広い。これは良い場所かもしれない。堀江さんに伝えなければ。
なによりも私は歩いて行き来できるのが最高だ。

今日のライブは「マツヤスバースデーライブ」である。メインの松下さんとは初対面だし、集まったマツヤスファミリーの皆様もピン芸人の畑さん以外は全員初対面だった。
怖すぎる状況だが、ここでこそいろいろなお笑いを目の当たりにできるいい経験となる。
ライブが始まって、高倉さんとの漫才をやる。ちょっと呼吸がうまく合わなかった。これはどっちが悪いとかではなく、単純に普段の漫才とは呼吸が変わるから仕方がない。これも含めて勉強である。なるほどなるほど。
その後は普段見ることができない、ソニー所属の芸人さんたちのネタを拝見した。本当に皆さん面白い。ほんと、お笑い芸人ってみんな面白くてすごい!お笑いで食べることができる人、できない人、この違いってなんなんだろう。今日拝見した皆さま、芸歴10年以上の手練れのかたで、いつメディアにでてもおかしくないほど洗練されたネタをしていた。お笑いって難しいなあ。
やっぱりお笑いは生き方であって、仕事ではない気がしてきた。こりゃあ難しい話だから今日はおいておく。

ライブ終了後、ウォーキングで帰宅する。途中でサイゼリヤに入って晩御飯を食べた。食べていると店員さんが「22:30ラストオーダーとさせていただきます」とおっしゃった。
時計を見れば22:26だ。なるほど、じゃあ少し注文をしようと店員さんを呼ぶ。注文をしようとすると「ラストオーダー終わりました」とのこと。
時計を見れば22:29。な~んやそれ!
別に早く帰りたいから早めにオーダーストップするとかは気持ちはわかるのだが、さっきあなたが言ったやつじゃん~。うそつき~。

サイゼリヤといえば巨大組織だ。変にここが発掘されてしまうと、店舗に本社から指導が入ってしまうかもしれない。それは本意ではない。そのため店舗名までは言及しない。
でも、ちょっと嫌な気持ちになったなあ。サイゼリヤ~。

今日面白いと思ったことは「各地のお笑いライブにいくことで見聞が広がりそうだ。もといろんなネタを見なければいけない。」


こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。