見出し画像

Twitter婚活のススメ

2023/11/24追記: 婚姻届の提出まで行った旨を追記しました。

Twitter婚活のススメに関する記事です。

開幕から一つ断っておくと、このタイトルはちょっとウソをついています。本noteは自分の場合なぜTwitter婚活が有効に機能したのか、および成功しないケースがあるとしたらどういう原因がありうるか……と考えながら書いています。

このnoteでは「男性がツイートで募集して女性がDMする」というケースを中心的に考えます。男女逆とか同性に声をかける場合とかでも通用する点はあるはずですが、どれが共通のポイントかは分かっていません。ご了承下さい。

チラッとだけ、女性が募集する場合の注意点にも言及します。


あなた誰?

獏星(ばくすたー)と言います。過去にこういうツイートをしたTwitterユーザーです。

※訂正前の文面はこちら

で、その後です。

要するに成功したから知見共有しよう、という話です。

追記(2023/11/24): ちゃんと結婚まで行きました!!


Twitter婚活自体は私のツイートより前からある概念ですが、私の婚活ツイート文面はテンプレ/フォーマット的に使われる場合がしばしばあるため、何か文書を書いてもよいのでは……と思い立ってnoteを書いている次第です。

注意として、本noteはTwitter婚活がうまく行ったという生存バイアスに導かれています。そこは自覚があるので「誰でもTwitter婚活すればうまくいくぞ!結婚相談所は不要!」みたいな調子に乗った事は書かないようにしてますし、実際そんな事は思っていません。

Twitter婚活は万人向けの手段ではないけど成功例もある、くらいの構えでお読み下さい。




前置きを切り上げて本題に入ります。

ここからは「婚活ツイートで配慮したこと」、「普段のTwitter運用の要件」、「男女差について」、「Twitter婚活の良し悪し」ということに触れていきます。

婚活ツイートで配慮したこと

まず、ツイート文面では4つのことに配慮しました。

  • 個人情報の扱いを明記する

  • 自己紹介をちゃんとやる

  • 要望をちゃんと書く

  • 顔を載せないでもよい

上記を反映した文面が前述のツイートです。

なお、諸々に配慮すると文面は確実に140字オーバーし、かつスレッドよりは画像数枚のほうが視認性がよいです。テキストツイートを諦め、画像を使いましょう


個人情報の扱い

個人情報の扱いですが、これは反面教師として「婚活で会った人と食べてるご飯の写真を上げる人」が結構居るのでそこは避けます、という宣言です。

「誰かと誰かがリアルで出会ってる」、という情報はSNSにおいて結構重いので、ここは事前に宣言したうえで実際余計な事は言わないのが前提になります。

自分の場合、会った人数の合計は喋ることがありますし、このnoteの最後でも人数については書いてますが、そこが公開可能な情報の限度です。リアルタイムで「いま何人目と会ってます」みたいな言い方をするのも避けていました。


自己紹介

婚活ツイートでは一方的に相手への要望を書くこともできますが、「いやお前は誰なんだよ」で終わってしまうし、そうでなくとも性格が厚かましい印象になります。

有料の婚活サービスであっても自己紹介を省けるようなものは存在しません。これを踏まえて自己紹介にスペースを割きました。

年齢、おおよその居住地、仕事、趣味くらいは書いたほうがいいでしょう。コレ以外は好みで掘り下げて個性を出せばよいと思います。

収入の具体額を書くかどうかは微妙なラインです。結婚相談所なら男女を問わず100万円単位くらいの幅で年収を書かせるものが多いですが、具体値を書くと文面全体がいやらしい感じになります。また、具体値を書くと相手側に「年収を見てDMしてきた人である」というレッテルを(意図せず)貼ることになるのは熟慮すべきです。

それに、年収を伏せてもTwitterのメディア欄で何となく生活水準の見当はつきがちですから多分大丈夫だろう、と思い、具体値は省きました。


要望をちゃんと書く

要望だけを書いてはならないのと同様、自己紹介だけを書いて「誰でもウェルカム」的な態度を取るのもNGです。

なまじ自己紹介がきっちりしている場合、マジメな人ほど「自分はお呼びじゃないかも…」と尻込みするので、お互いに勿体ない事になります。相手側が連絡を取りやすくなるために、要望は書きましょう。

自己紹介の必須項目と同様に、年齢、居住地、仕事、年収レンジあたりの項目は必要です。自分は実践しませんでしたが、要望がないポイントについては単に省く以外に「ここはあまり気にしてないポイントです!」と明示する書き方もよいと思います。

私の場合、収入については「経済的に自立してる」という条件を書きました。これは「自分だけ収入源があると権力勾配みたいなものが生じそうで好きじゃない」という主旨です。額面そのものに対するこだわりではないので、こういう書き方になっています。
先ほどは収入の具体値を伏せる話を書きましたが、価値観をあわせるうえで「合計年収をいくつにしたい」みたいな目標を書くのは健全かもしれません。

また要望について身も蓋もない補足をすると、居住エリアの人口はTwitter婚活の成否に強烈に効くはずです。私の場合は東京近郊に在住し、相手への要望も「東京近郊在住であること」だったのが成功に一役買っています。地域によっては一筋縄ではいかないのが想像されますが、ここはどうしようもないので、そういうものだと思って下さい。


顔/写真の掲載について

写真について、結婚相談所であればプロフィールに顔写真を載せるのが普通ですし、そもそも結婚相談所のサービスで良い感じの写真を撮ってもらえることが多いです。

コレに対して、Twitter婚活では別に写真は載せないでいいのでは、というのが私見で、実際にナシにしました。

理由はいくつかありますが、なんといってもTwitterは根本的に文字ベースのSNSなのでテキストで完結してた方がTwitter的である、というのが大きいです。

憶測ですが、これは拡散のしやすさにも寄与します。もし私が他人の婚活ツイートを見かけたとして、自撮りが載っているものより文面オンリーのほうが気軽にRTできる自信があります。


ちなみに私の場合はこういうnoteを過去に出してお腹を晒していますが、このような「探すと見つかる」系のものは許容できる(必須ではない)、くらいの線引きで考えるのがよいと思います。


普段のTwitter運用の要件

以上が婚活ツイートそのものの話題でした。今度はTwitterの運用条件、つまり普段からのTwitterの使い方の話をします。

ここでは、自分が成功した理由かもしれないこと4点挙げています。この4点は性別によらず、グッドプラクティスになるでしょう。

  • アクティブなフォロワーの人数が一定以上いる

  • 日常生活が分かるツイートをしている

  • Twitterで物申しすぎない

  • 複垢運用がクリーンである

  • 婚活専用アカウントを作らない

最初のアクティブなフォロワー数が一定以上というのはマジで身も蓋もないですが、ここを誤魔化すと無責任なnoteになるので明記しています。私の場合で言うとフォロワー全数が4500人くらい、という数値感です。
フォロワー数が信用度になるのも多少ありますが、それ以前に婚活ツイートは拡散されないと話にならんという切実な問題があり、フォロワー数が少ないと詰みやすいです。

また、フォロワー数とは別で一定のリツイート(RT)数があるとRT数のほうが信用度のインジケータみたいになります。ここでRT数が増えるには取っ掛かりのRTをしてくれる直接のフォロワーが重要なので、やはりフォロワーが全て、みたいな所があります。フォロワーに感謝しましょう。


次の「日常生活が分かるツイート」というのは、例えばちょっとした外出・外食や自炊であるとか、何の映画を見てるとか、そういうのです。生活水準が分かりますし、趣味欄で言っている内容が実際どうなのか照会できるため、声をかけたい人にとって安心材料になります。ここはTwitter婚活における重要なポイントで、日常風景がわかった状態で会うためマッチングのずれが抑えられる、というメリットがあります。(この話を延長すると、「募集側だけでなく連絡する側も日常ツイートをしていたほうがマッチングとして良い」みたいなことも言えますが、必須ではないです)。

この指針と相性が悪い例を出すと、「イラストだけアップロードする絵師アカウント」みたいな運用方針はTwitterの一般的運用としては全くOKであるにもかかわらずNG、となります。日常アカウントみたいな別垢があるのが望ましいと考えられます。


「Twitterで物申しすぎない」は……婚活に限った話ではないので割愛


「複垢運用がクリーンである」というのは裏垢でよろしくない発言をしているかどうか、とかそういうのです。私の場合はそもそも分けてまで喋りたい事がないので1アカウント運用です。前述の絵師アカウントの例で言うと、イラスト特化アカウントと日常アカウントがあるのは複垢だけどクリーンだから全然OK、となります。


最後の「婚活専用アカウントを作らない」というのは以上のポイントを総合した注意です。新設アカウントはフォロワーが少なく拡散力はないし、読み手からすると日常生活が分かるかどうかも保証されず、別のアカウントで何を喋ってるかも判然としない…という感じで、あまり良い事がありません。

専用アカウントを作るのはある種「結婚相談所でプロフィールを0から起こす」に近い行為のはずであり、これをやりたいなら結婚相談所の利用を検討すべきだと思います。


以上のほかは、そもそもTwitterで一定ペースで発言してるとか、そのあたりに気をつければよいと思います。


性別差について

冒頭でことわったとおり、このnoteは男性がツイートで募集して女性がDMするケースを扱っています。

私が会った相手は例外なく「要望と自己紹介をきっちり読んでいて、DMのコミュニケーションに苦労がなく、実際に会って話したときもストレスがない」という人でした(付き合うかどうかはまた別なんですが…)。要するに、男性が募集をかけて女性が連絡をとるスタイルは基本的に治安がとても良いです。

これとは別で、女性側がTwitterで募集をかけてるケースの事例をちょっとだけ口頭で聞いたことがありますが、残念ながら治安が悪い話がちらほら聞かれます。なので、男性に比べて女性側はツイートで不特定多数に募集をかける事に対して多少慎重なほうがよいと思います。男性のツイートに対するDMはご自身の判断でどうぞ。

心ばかりの小技をひとつ挙げておくと、要望欄に「相互フォローである/相互フォローになった」という条件を設けるのはお断りの大義名分にもなり、防御策になります。ただしフォロー/フォロワーが極端に少ない状態でこれをやると特定アカウントを狙撃してる感とか情報ダダ漏れ感が出るので、そこはご注意下さい。


Twitter婚活の良し悪し

ここまでで書ききれていない、その他のTwitter婚活の手応えについて書いておきます。

良いところ

  • 初期投資がなく、始めやすいです。

  • 結婚相談所だと必要な20-30万円程度の出費が不要になります。

  • Twitterの人格が素に近い状態であり、かつ相手が見つかった場合にはマッチング精度が高いです。

難しいところ

  • フォロワー数の不足など、個人の落ち度ではない原因で失敗することがあります。

  • 顔を見せないフローを推奨しているので、顔が重要だと考える人にはオススメしづらいです。

  • 自分自身を盛って紹介するのには向いてません。もしやる場合、Twitterの運用全てで情報を盛らないといけず、心理的にしんどいと思います。

  • 時間がかかることもあります。

時間について補足すると、私は婚活前に交際相手の募集を似た方法でやっていて、それも考えるとトータルで約4年、コロナでの中断期間を考慮しても約2年ほどかかっています。ここは運とか巡り合わせもあるので、気長に待てるほどTwitter婚活の適性が高い、といえるでしょう。

対照的に結婚相談所では最長1年程度の活動での成婚を目指しがちなので、スピード感が優先なら払うものを払って結婚相談所を使っちゃえばいいのでは、と思います。


まとめ

トピックが雑多でしたが、Twitter婚活の紹介でした。

婚活ツイート本体については直接参考になる事を書いたつもりなので、適宜ご活用下さい。

それ以外でも、いい振り返りの機会になって良かったと自分自身で感じています。何かしらの形で参考になれば幸いです。


ここからは先は補足です。

補足1: 有料の結婚相談所について

これは婚活サービス側からしたら迷惑な話でしょうが、ツイート文面が完成した背景として、有料婚活サービスのお試し機能で自己紹介や要望のテンプレートを見たりしてました。年収は分かるけど身長ってホントに必要なのか?などと疑問に思うこともあったため、その辺はアレンジしています(結局ネタ項目として書き加えてますが…)。


結婚相談所は料金がそれなりにかかる以外のデメリットは特にないと思うので、このnoteを見て「Twitter婚活は難しそうだな…」と思った人や、併用してもよいと思った人は利用してしまえばいいと思います。

実際、私も入会するかどうかギリギリまで迷ってたくらいなので…。


補足2: 実際のところ何人くらいと会ってたのか

ここは有料区間になります、具体値が出るので。

ここから先は

635字

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?