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もやもや日記

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こころのモヤモヤに形を与え、その声に耳を澄ます日々をつづったもの。
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#日記

壊れるものがリアル

きのうアップした「ひらり」を、パートナーのオッサンに見せてみた。オッサンはアートに詳しい。 リアルな作品にしたいと思ってると話したら、「小さな額に入れて、家の中に飾ってもいいよ」と言ってくれた。 それじゃあ…と、調子に乗って100均で額を買ってきた。パソコンで題名と絵と詩をあれこれ工夫して配置してみたけど、これが結構むずかしい。余白をある程度もたせようとすると、絵がどんどん小さくなっていく。絵はあまり小さくしたくない。それでも、バランスを見ながら少しずつ絵を小さくしていっ

そこに隠れてる

イラッときたときに、その下に隠れている気持ちに気付くのは難しい。 今日、同僚の行動にイラッときてその気持ちを上司に伝えた。モヤモヤを無視しないという点では良かったと思う。 でも、イラッとした気持ちに隠れている、自分を大事にされなかったんじゃないかという悲しみとか虚しさとかに気付いたのは30分ぐらい後だった。会社を出て帰宅途中に牛丼を食べてる時だった。 モヤモヤを無視しないのは大事だけど、モヤモヤを単純なものだと決めつけるのも良くないと思う。できれば、強いモヤモヤがあるこ

収穫するにはまだ早い

noteを書きはじめてそろそろ2週間がたつ。今日はなにを書こうかと思って、気負っている自分に気づく。表現しようとして何かを探すのは違う気がするのだ。先にもやもやした何かがあって、それを表現するのがいいと思う。 文章を書くよりも先に、載せたい写真を自分のスマホのアルバムから探したら、今日はなぜかゴーヤを選んだ。庭になっているゴーヤだ。僕がnoteを書いてるこの2週間に、すくすくと大きく育ったのだ。 日々、慣れない仕事や試験勉強をこなしているけど、やってることが実を結ぶのだろ

クチナシプロセス

庭でクチナシの花が咲いている。いい香りだ。 クチナシの花は分厚くしっとりとして、甘く香る。ツメで傷つけると、白い花びらは茶色く変色してしまう。傷つけなくても、錆(さび)のように茶色くしなびていくけれど。 小学生1、2年生の頃、そろばんを習っていた。そろばんの行き帰りにクチナシを生垣にした家の前を通って通っていた。その家の子も同じそろばん塾に通っていたから、ときどき行き帰りの道で一緒になることがあった。 生垣に咲くクチナシに鼻を押し当てて、甘い香りを嗅いだことをよく覚えて

ワナに違いない

近所の神社に、草で作った大きなワナが仕掛けてあった。 この時期になるとそこかしこの神社にワナが仕掛けられているのを見かける。用心しなくてはいけない。邪悪なこころを持つ者があの輪を通れば、瞬間的に輪がキュッ!と締まって捕まってしまうのだ。あれはワナに違いない。 それにしても心惹かれるワナだ。周りには誰もいない。 試しにちょっとだけ、神社の境内に足を踏み入れる。昔に比べればいくらか邪悪さは減った思うし、大丈夫な気がする。モヤモヤだけでなくウキウキだって無視してはいけないはず

もやもや無視

やらなきゃいけないことを後回しにしてしまう癖がある。 朝起きなきゃいけないのに起きずに寝続けてしまう。それで結局いつも自己嫌悪になる。どうしたらいいかは分からずにいた。そういうものだと半ばあきらめていた。 でも、ひょっとして。分かったもしれない。気付いた気がする。 旅を始めた最初のころに耳にした魔法かもしれない。古くからある黒い魔法「もやもや無視」かもしれない。僕は子どもの頃、腹にもやもやするものを感じながらもずっと耐えるしかなかった。そのうちもやもやを無視する方法を覚