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読書メモ:#15 仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

あくまで自分用の読書メモです。 なので実際の内容との相違や筆者の方との認識違いもあります。 ネタバレ含むので注意。

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本を読んだ感想
自分ん自身分性がとても苦手が故にプロジェクトを進める上で必要以上に分析に時間をとっていたが、それが間違い(とは限らないが効率的でない)ことを知るきっかけとなった。
仮説思考はおそらくどのんビジネスパーソンも無意識に実践していることだと思うが、その考え方の手法を紹介してくれるわかりやすい本。


この本で読んだことを3行でまとめると

・仮説を考える前にまず全体像を理解し、その上で仮説の答えから逆算してストーリーを考える方が間違えに早く気づきやすい
・分析の目的は「問題発見」「相手への説得」「自分への納得」の3つ。問題解決に必要な分析を選択してその情報だけを拾い上げていくことが重要。
・ビジネスで大事なことはどれだけ良い答えを短期間に出して、それを速やかに実行に移せるか。その手法として仮説思考が大事。


仮説は無駄な情報収集や分析を不要にする

Aという答えがあるという仮説を持ち、全体のストーリーを描いた上でその仮説が正しいかどうかを検証する。
自分が描いた仮説を検証するためだけに必要な証拠だけを集めれば良いので無駄な情報収集や分析が不要。
その仮説が間違っていても証拠を集めた早い段階で気付くので効率的かつ軌道修正が早くできる。


分析は本来意思決定を早めるために利用する

分析が苦手でも仮説が立てられれえばOK。分析は本来意思決定を早めるために利用すべきもの。先に仮説を構築して強い問題意識を持ち、問題解決に必要な分析を選択してその情報だけを拾い上げていくことが重要。



仮説を考えるための頭の使い方

1 反対側から見る。

 1 顧客、消費者視点 :Userはどんな人でどこでなぜ自社の商品を購入しているのか
 2 現場の視点:現場でどのようなことが起きているのか、どのようなニーズが生まれて課題があるのか
 3 競合の視点:競合だったらどう見るか。弱点を突いてくるか、正面突破で対抗してくるか
 

2 両極端に振って考える

 両極端を探求することで物事の本質が見え、無数の事象や関係の中から何が最も重要で決定的なことかを選別する。
 自社が取り扱っている商品やサービスがなぜ顧客に指示されているのかが浮かび上がる。




良い仮説の条件

「一段深く掘り下げたものである」こと、「具体的な解決策あるいは戦略に結びつく」ことの二つ。
。仮説を立てる時には常に「So What?(だから何?だからどうする?)」「なぜそうなのか」というところまでを繰り返して考えて掘り下げることが重要。そこまで考えると、すぐに実行できる解決策が生まれる



分析を行う3つの目的

問題発見
相手への説得
自分の納得



仮説思考での仕事の進め方

自分の考えが生煮えだったとしても早い段階でメンバーにぶつけた方が良い。なぜなら本人がかなり時間を使ってから組織としての間違えに気づくよりも早い段階で組織として気づくことができて効率が良いから。

ビジネスで大事なことはどれだけ良い答えを短期間に出して、それを速やかに実行に移せるか。


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