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読書メモ:#11 FULL LIFE

あくまで自分用の読書メモです。 なので実際の内容との相違や筆者の方との認識違いもあります。 ネタバレ含むので注意。


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フルライフな人生とはWill Doing、Will Beingの重心を見つけること。
Will Doing…なに(主に仕事)をする
Will Being…自分らしさ 幸福度

職場でWill Beingを高いとWillDoingの生産性が高まる。
Will Beingの高めるために必要なことは信頼の文化がある職場。
信頼とは信用とは違う。信頼は一方通行では無く、双方向の関係性。
信頼の文化を築くために、コミュニケーションを取る必要があるが、
仕事は順調か(1日1回)、人生は順調か(月1回)、家族は幸せか(半年1回)くらいのペースでコミュニケーションを取ると良い。

パワハラやセクハラと言われ兼ねない丁度いい距離であり、自分自身は職場の人(に限らず)とコミュニケーションを取るのは苦手な方だが、
これくらいの距離感であれば不快でもなく気にかけてくれていると感じる。そしてこれくらいであれば隣の席の人に話かけるのも苦ではないと感じた。
少し前までは職場環境としては最悪で、誰かと誰かを競わせて成長させすぎて皆が疲弊しギスギスしていて信頼関係もクソも無くとても働きづらい環境だったので、頭の中にスッと入ってきた。(成果を競わせて成長する戦略自体は理解できる)


仕事のモチベーションコントロール

仕事をコントロールする。
仕事中は不確定な要素が沢山あり、時間を100%コントロールすることは難しいが、仕事はじめと仕事終わりは時間をコントロールできる。
その時間を使い、仕事はじめは今日一日で優先するべきことはなにか(逆に何を放棄するか)を整理し、仕事終わりは今日印象に残ったことを思い返す。「うれしい」「悲しい」「悔しい」と感じたことを思い返すことで自分に足りないことやスキルがなにか客観的に気づくことができる。


ポジティブスケジューリング

多くの人が月曜始まりの場合、金曜飲みに行って土曜日曜は疲れて寝てダラダラ過ごす、月曜から水曜くらいまでスイッチが入らずモチベーションが上がらないというサイクルに陥っている。
週の始まりを土曜として考えることで時間を有意義に使えモチベーションも保つ事ができる。
飲み会は木曜に行い、金曜は自分の成長につながる時間を作る。そして土曜は平日と同じ時間に起きる。早く起きれば時間があるのでその時間で自分の好きなことWillBingの時間に費やすことができる。
上記に対してはとても共感した。数年前から朝方の生活を心がけており、平日は朝読書をする時間を設けるために早起きし、土日も必ず平日と同じ時間に起きるようにしている。ランニングや読書など自分の健康や成長につながる活動をすることで、思考がポジティブになり人生に充実感を感じられるように変化した。
時間ができる→自分自身と向き合う→自己トレーニング→新しい情報を得て考える→実践してみる→成長する のサイクルができはじめてくる。
自分の場合本を読む時間が増えたことで、物事のをより深く考える事ができるようになり、視点が少しだけ高くなったように感じるようになった。



2段階目の目標設定でジャンプさせる

3~10年の目標やプランを考える際は「準備」「始める」「広げる」の3段階のプランニングが重要。
特に2段階目が重要。準備= いま(事業) 広げる=途方もない未来(産業) 始める=その「いま」と「途方もない未来」をつなげるもの(企業)はなにか。個人の目標でも同様。2段階目の目標で1段階目の成長の延長を描いても、3段階目で絶対に目標に達成することはできない。



すべてはコンセプトから始まる

コンセプトとはA→Bに行く際の障害を一気に乗り越えるもの。
コンセプトを作るには、具体と抽象を何度も行き来する思考が必要。
アイディアを「出す」=「直感」、「絞る」=「大局観」、「決める」=「倫理」という思考法で考えられ、直感(右脳)決める(左脳)右脳と左脳を行き来する(大局観)のようなイメージ。

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※FULL LIFEより



感想

自分はアイディアや仕事の進め方に詰まった際に散歩やランニングをしたり、シャワーを浴びているときにパッと解決策が生まれることがある。
上の図を見たときにとても納得した。
話はそれるかもしれないが、自分は人生において仕事とプライベートの堺は無いと考えている。自己成長のために本を読んだりセミナーに行ったりするがそれは(たとえ無意識でも)結局仕事のつなげている。プライベートでの体験でgoodBadの体験があったらそれを仕事に活かす。
その境をつくることによって成長は止まるだろうし、この本でもくりかえし書いてあるが人生を充実させるためには仕事、プライベートどちらかで成果を出すだけでは駄目で、どちらも高い満足感を得る方が楽しいと思う。
そのためには熱中するだろうしその熱中が結果楽しかったりする。
この本を読んで改めて100年lifeと言われているが、時間はかぎられているし、その質を高めないと幸福感だったり満足感だったりを得る事ができない。密な人生をおくるために戦略てきに時間使おうとあらためて感じた。



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