カルテット

久しぶりに観返してみる。
やっぱりすごく良い！
家森さん(高橋一生)
別府さん(松田龍平)
すずめちゃん(満島ひかり)
まきさん(松たかこ)
誰かがひとり欠けても成り立たない。
言葉にすると、陳腐な感じになってしまうけど、
大人の友情尊い。
みんな何かしらの傷をかかえ、秘密の過去をかかえて生きている。
そしてやっとみつけた安住の地。
カルテットドーナツホール。

沁みる。
沁みすぎる。

"過去なんて
どうでもいい。
信じて欲しいかどうかだけ
言ってください"
(すずめちゃんからマキさんへ)

"人生をやり直せるスイッチがあったら、
押す人間と押さない人間がいる。
僕は押しません、みんなと出会ったから"
家森さんの言葉。

多くは聞かずに、
ただ信じて、待っていてくれる関係。
4人の関係性には、
損得もパワーバランスもなく
ただ純粋に、お互いがお互いを必要としている。


"マキさんは奏者ですよね。
音楽は戻らないよ、心が動いたら前に進む。
好きになったとき、人は過去からまえに進む。
私はマキさんが好きだよ"


それから、
マキさんのだんな役、クドカンなんだけど、
ほんとにハマり役だった。
クドカンでなくて
逃げただんなにしか見えなくなってたもんな(笑)

坂元裕二は裏切らない。

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