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「来沖」の読み方

沖縄県知事が、「沖縄に来るのは今は遠慮して」ということを伝えるときに「来沖(らいおき)は控えてください」と呼びかけました。たぶん、沖縄県以外のみなさん(沖縄県民は内地の人たち、と言います)は、ニュースを聞いていても、何のことかわからなかったのではないでしょうか。最近のニュースは字幕がつくので、漢字を見て、「あー、そういうことね」と理解したのではないかと思います。呼びかけている相手を考えると、ちょっと不親切だったかもしれません。

この「来○」という言い方については、大阪大学の岡島氏がこんな記事を投稿していました。

https://note.com/okjma/n/n32879e13e758

いろんな「来○」があるんですね。それぞれの地方以外では使わないのでしょうか。見たことがないものがたくさんあります。
読み方はそれぞれどうなんだろう?と思いました。というのも、「来沖」は何も知らないと「らいちゅう」とふつうは読んでしまいますよね。でもこれは「らいおき」です。

同じように「在沖米軍」も「ざいおきべいぐん」です。「ざいちゅうべいぐん」ではありません。

https://ryukyushimpo.jp/okinawa-dic/prentry-41446.html

考えたら不思議な読み方ですね。

これでいうと、内地出身で沖縄に住んでいる人は「在沖大和人(ざいおきやまとんちゅ)」?あ、これ、今、わたしが勝手に作りました。ふつうは「島ないちゃー」と言っています。

(2022.1.14 改行などを整える編集をしました)