小田原城へふらっと。伊東潤さんの城ひとつから。
久しぶりに読んだ本の影響を受けて行きたくなった場所を訪れる旅をした。
伊東潤さんの城をひとつ。
https://note.com/bakerdoodici/n/nc122af589970
戦国時代の北条氏の周りを描いた小説だったが、北条氏と言えば小田原城。要害として知られる堅城で、城好きという訳ではないけど興味があった。残念ながら本の内容はかなり忘れていて何となく里見氏が姑息だったなとか古河公方や関東管領がイマイチで北条が素晴らしかったことだけ覚えてる感じ。また、高橋克彦の天を衝く(https://note.com/bakerdoodici/n/n8bf419da5919)
で九戸政実の乱になる前に秀吉軍への投降の機会として北条攻めが確か描かれていて、長めの滞陣を使って関東以北の諸勢力の旗色を秀吉が見定めるための位置づけとして、確か北条は生贄とされたイメージがある。
今日、知れてよかったのは、3ヶ月の籠城の後に開城した北条氏直はその後死んだものと思っていたが、高野山へ追放の後に、朝鮮出兵などで一万石の所領を大阪に得て、甥っ子の血脈が明治維新まで残ったということ。北条さんの末裔は今どうしてるのかなぁと思った。
さて、今日の日帰り旅行。私は会社がオリンピックを見越してわざわざ世間より1週間早く夏休みを設定したため、同居人とも合わせられず、このインド株のコロナが心配であまり遠出もしにくい。
ということで、思い立って小田急線で小田原まで行くことにした。
小田原駅の付近は古いけど大きめの街で、色々揃ってる。
お土産屋も豊富で楽しいが、まずはなんかパン屋が有名らしいので行ってみた。
※今回は以下のサイトを参考にぶらぶらした。
守谷のパンというお店。地元の人の普段使いのパン屋さんて感じで入口が一瞬戸惑うように横にあり、肉屋みたいな買い方。
クリームパンとアンパンを買って朝ごはん。ちょっと期待を下回ったけど、そこそこ美味しかった。
その後駅から徒歩で小田原城まで。
城の中はエアコン完備の綺麗な資料館になっててのんびり楽しく勉強できる。
今日はちょっと天気が程よく曇ったり晴れたりを繰り返して涼し目で良かった。
天守のてっぺんは見晴らしが良く、ARで秀吉軍に囲まれた状態も見れたらしく、いい感じだった。うまくできなかったけど。
なんとなく、山に囲まれた地形としての強みはよくわかる感じがして、楽しかった。箱根八里の歌が頭でリフレインしてた。
のんびり見学したあとは駅の反対側に出て、もう一つのパン屋さん。そっちは写真撮り忘れたんだけど、めちゃくちゃ美味しいアンパンだった。また行きたい。
で、豪華な海鮮丼が食べたいがために駅に戻って早川というひとつ熱海寄りの駅に行って海の道の駅みたいなとこに行った。
これがまた美味かった。最後に出汁茶漬けにして食べるのがまた美味い。2480円ナリ。ば
また、小田原駅に帰って、名物の干物と蒲鉾買って帰路に着いた。
ちなみにミナカ小田原という駅直結の施設にある山安という干物屋さんは激安だったのでオススメ。
早くコロナ収まってほしいなぁとウレタンマスクの人や電話するときだけマスク外してウロウロしながら大声で話す人などを見ながら思ったのであった。
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