【a-3】禍事 警視庁異能処理班ミカヅチ 内藤了 著 読書メモ
オーディブル。
シリーズの続き。
何やら日本各地で霊的な異変が起こりつつあり、各地にいるミカヅチOBたちから対応要請が入る。
主人公の霊視能力も覚醒しつつあり、様々な影響を受け、目撃してしまう。
三田警察署の話で日本の警察署は忌地に建てられてることが多いっていうのは本当なのかな?
三田は江戸の僻地だったというのも面白かった。その僻地で刑場やら墓場やら置いて、それが前巻のカンカンダラの話しでは、それらが飽和して八王子まで遠方にも出来たらしい。
江戸ってどんな感じで街が拡張していったりしたんだろ。その辺も気になる。
この各地で連動して異変が起こるというのは、レイラインとかのオカルト系の物語によく見えて好き。
WEB小説?の夜行列車シリーズのカルト教団によって霊的なテロを起こされてるってストーリーとも似てる。
悪魔を目撃した話の悪魔の取り入り方も面白い。ヘルハウンドって感じらしいけど、犬神とか黒犬とか日本にも色々あるけど妖怪じゃなくて悪魔なんだな。
そして、悪魔ってのは霊的レベルが高い位置付けなのも面白い。
オカ板怪談で様々な強さの霊が出てくるけど、その強さって何で決まるんだろう?
強いと言えば、巣食うものシリーズや昔から霊感のある人に拒絶される男の話なども守護歴的な強い霊もいた。
敵として出てくるのは多数。
オカルト系は面白い。続きがあれば聴きたい。
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