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琉球の風 雷雨の巻 三 陳舜臣 著 読書メモ
続き。
島津に侵略された後の明朝滅亡までと、エピローグ的な清朝初期の話。
琉球王国は鎖国政策の建前と貿易の旨味を両取りするため、島津の属国として特区的な意味で存続を許された。
長崎の出島のオランダだけじゃないんだな...
微妙なバランスのもとでの存続。
清も事実を知りながら琉球を独立国として冊封と。
鄭成功がまさか日本生まれとは知らなかった。呉三桂と同じような奴だと思ってたが。
結局、力のある満州由来じゃないやつらは滅ぼされる運命だが。
やっぱり、琉球は政治的に活かされてたから戦場にならなかったし、自分から仕掛けられるほど力も周辺に弱い国も無かったと。ただ、ソレだけって感じ。
清の考え方が今のプーチンのようにとち狂うと攻めるられる可能性もあり得たかなと思った。緩衝地帯というのは必要なんだけど、取ろうと思えば取れてしまう誘惑があるんだろうなと思う。
何言ってるかわからなくなってきたので締めるけど、面白い本だった。さすが陳舜臣さん!
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