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万能鑑定士Qの事件簿Ⅻ 松岡圭祐 著 読書メモ

読み続けてるシリーズの続き、そして同タイトルとしてはどうやら最終巻。なお、事件簿が推理劇となって続くようだ。

今回の舞台は大阪は吹田。万博公園や太陽の塔がメイン。
若い夫婦2人暮らしの妻が不思議な誘拐劇に巻き込まれ、莉子が解決を依頼される。

今回は前巻などと違い結構楽しめた。華蓮が出て来たのも良かった。ただ恋愛音痴っぷりは、これまでにあったフランスの彼やら小笠原へのドキドキも含めると辻褄が合わなくてモヤモヤする。

妻の不器用さアピールはかなり不自然に感じて、ガチのお嬢様で実家からの圧力関係で失踪したと読んだが間違っていた。ただ、断片としてはあってたかな。

かつて神戸に住んでいたので、万博公園も行ったし、ニフレルやパナソニックスタジアム吹田も行ったから懐かしいなと思った。元町も出て来たし。ただ、千里中央行きの路線と宝塚へ行く路線って梅田まで出ないと乗り換えられないよなぁなんて思って、依頼者の蓬莱さんはなんて大変で無駄な通勤をしてるんだと思ってしまった。大阪モノレールなら行けるのか?

話の風呂敷はもうとっくに閉じた方が良いくらいの展開なので、一応続編気になるから読むと思うけど、あまり期待せずにいようと思う。

このシリーズは0巻の読書メモを投稿したのが1/22のようで、ここまで13冊読んだことになるけど、今日が2/16と3週間くらい?
やっぱり読みやすくて良いシリーズではあるなと思った。おすすめ。

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