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【a-147】バチカン奇跡調査官 藤木凛 著 読書メモ

オーディブル。続編。

今回はいよいよバチカン奇跡調査官のヒラガとロベルトが日本に来た。天草の軌跡を調査しに。

キリシタン大名時代の宣教師たちの残したもの、隠れキリシタンたちの文化などがあいまってイエズス会の光と闇が事件を起こす。
天正少年使節団の話が出てきて嬉しかった。闇組織のような彼らの名前が、その少年たちに準えてた?のも良い感じだった。

天草四郎の財宝を探す現在のイエズス会のメンバーたちが人々を攫ったり、不審な捜索をしたりしていたという話だった。

隠れキリシタンって、少し前に読んだ隠れマニ教の話にも似ていて自分たちが何を信仰しているのかが忘れていってるのも興味深い。

今巻面白かった。

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