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チンギス紀 四 遠雷 北方謙三 著 読書メモ

大水滸伝シリーズの続き。

各勢力が戦闘体制に入る中、トクトア率いるメルキト族とトオリル・カン率いるケレイト王国withジャムカ&テムジンという大きな戦いが起こる。

全員まともな首長であり応援したくなる。特にトクトアは冬に森に単身入り込んで狩猟生活を1月ほどする描写が良い。
片目の狼と絆が芽生え、心安らかな休暇を送るのは羨ましいと感じる。

その森を活かした戦いでケレイト軍を虐殺する結果となる。さらに草原全体に緊張が漲ることに。
そしてモンゴル族の内紛も最終決戦へという感じで終わる。

テムジンにも子供が産まれているけど、確か1人目のジョチの時ってボルテが攫われるか何かで血縁が怪しいとなる史実があった気がするんだけど何もない。どう処理するのかな??

色々気になる続きが楽しみ。

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