見出し画像

【a-86】半導体復活の足音 週刊東洋経済 読書メモ

オーディブル。

この巻は知らないことが多かった。

半導体が次世代に移行する機会に直面してること。これって、あまりよくわからなかったけど、今のままじゃ何がいけなかったんだろ?
材料供給とか電力とか、何かあったんだろか?

とにかく、今は台湾のTMSCの完全独占資材となっている半導体製造に他のメーカーが介入できる可能性があるとのこと。
まず、台湾は本当に凄いと思う。もはや原油以上の最高の戦略物質となっている。これによって単なる環太平洋のシーレーンとしての不沈空母の役割から、より重要な国(?)になれた。
習近平の思惑を交わす大きな成果を作っていると思う。あと数年耐えると中国は国力が落ちていくだろうし、台湾には耐えて欲しい。

半導体の製造を熊本に誘致しているのは、台湾から近い気がするけど良いのか?とだけ気になった。

結局、どれだけプラットフォーマーこそ最強だと認識されていても、唯一無二のものづくりが無いと全く成り立たないというのがハッキリしてきた気がする。
ホワイトカラーがクリーンかつスマートに働いてドヤ顔だけど、サービスを提供するには現場の体験を作れないと意味ない。
MicrosoftやGoogle、Amazonなどなどいくら強くても半導体がないとお手上げなのよね、と。
建設業もデベロッパーより職人の方が地位が高くなってきそうだし、ライフラインや輸送インフラも。川崎市バスは人が足りなくて減便したり、京葉線は通勤快速なくなったり。。

自分も、何か電気工事とか手に職つけて置けると安心かもななんて思ったり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?