万能鑑定士Qの推理劇Ⅳ 松岡圭祐 著 読書メモ

続き。
先日順番間違えて読んだやつは、この巻の後に読むべきだったことがわかった。波照間島に住む所で今巻が終わったし。

ラスボスのコピアとの邂逅。わりとあっさりしてたけど、やっぱりモリアーティなんだなぁと。闇のフィクサーという立ち位置はなんかしっくり来ないんだけど、コナンの黒の組織もあるし一定の需要があるのかしら。
色々なこれまでの犯人たちの動機が薄っぺらく感じるのでモヤっとしてしまった。

最初の小笠原記者の地元エピソードがどこに繋がってたのか最後までよくわからなかったんだけど、なんだったんだろ？
なんか、ポスター贋作者？、確か新宿とかに住んでて火事がたくさん起きたりしてた、あの事件にでも絡むのかと思ったけど、そうでもなかったみたい。確か犯人の描写に近い人物も居たような...。
結構気になったけど、あっさり終わって、次に行っちゃった。

とはいえ、上野動物園のライオン強奪からの波照間へのテロはかなり面白かった。間違って次の巻を読んでたので色々わかったのも結果オーライ。
泡波飲んでみたくなった。

おばあの態度が、最強の後ろ盾であって欲しかったのでちょっとがっかりしてしまったけど、完全に好みの問題ですな。

ということで、多分後はスピンオフを除くと短編集？というシリーズ3冊で終わるのかな。
もう少し楽しむ。