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2024年読書メモ

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2024年の読書メモ保存先。 おみくじは2度引いて両方中吉。写真は高田馬場の諏訪神社。
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#オーディブル

【a-107】境界知能の子どもたち 宮口幸治 著 読書メモ

【a-107】境界知能の子どもたち 宮口幸治 著 読書メモ

オーディブル。

都知事選を見ていて、なんでこうも現実の認識が違う人がいるんだろ?と疑問に思い、そういえば、全く人の話を聞かない人や、目の前に書いてある文字が読めない人など、なんでわざわざ?と思わせる結果を招く行動をしてる人をたくさん見る。

もしかして、社会人として生活してるけど知能的に社会の複雑さに追いついていない人がかなりの数いるんじゃないか?と気になったので聴いてみた。

そして本にある通

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【a-106】Why型思考トレーニング 細谷功 著 読書メモ

【a-106】Why型思考トレーニング 細谷功 著 読書メモ

オーディブル。
具体と抽象の方の別本。もしかしたら、古い本かも。個人的にこの方の講演を聞く機会があったので、また聴いてみた。

この本のタイトルであるWhy型思考は、確かに日本人が苦手。
元々、寺子屋とかでも論語を暗記したりしていたはずだし、もっと昔の中国の科挙試験でもベースは膨大な量の丸暗記が勉強だったはず。
ただし、その先に応用が求められ、先人の知恵の丸暗記について意見交換をしながら知を深めて

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【a-105】隠温羅 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

【a-105】隠温羅 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

オーディブル。
シリーズ最終回。

前回に引き続き、製糸工場の因縁を祓う。
屋根神が祀られているが、悪霊化。
これがなんと隠温羅流の初代の因縁であり、センリュウの黒い瘴気の鎖の元だった。

棟梁が亡くなり、なんと霊界からバックアップ体制を整えてくれる感動のラストバトルも。

出雲の謎の宗教団体がこの屋根神の仕掛け人であり、悪の根源だったらしい。なんか、そんなの奥出雲流とかいう話も別の小説で聞いたっ

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【a-104】蠱峯神 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

【a-104】蠱峯神 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

オーディブル。
シリーズも佳境。

隠温羅流の秘密を解き明かすことに本腰を入れつつ、またしてもパグ男ことナガサカ所長絡みで因縁物件に遭遇。
蠱が封印されているように見える。そこにも隠温羅流の印があったりと過去と絡まり不穏。

歴史的に保存価値の高い現役製糸工場をどうしていくか、なんと次回まで引っ張ることに。
そして、次回がシリーズ最終回。

【a-103】畏修羅 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

【a-103】畏修羅 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

オーディブル。
シリーズ続き。

胸糞悪い役員が大企業から天下ってきた頃から社内に黒髪ロングの由緒正しい幽霊が出る。
その役員を呪って自殺した女性が現れていた。

この巻からセンリュウさんたちの隠温羅流の秘密を解明する活動が始まる。
タタラ製鉄に関わりそうみたいな話で出雲や岡山に行こうとするもこの事件でそれどころじゃなくなる。

大晦日に四十九日を迎えるように自殺した女性だが、人を呪わば穴二つなの

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【a-102】上流階級 富久丸百貨店外商部 其の一 高殿円 著 読書メモ

【a-102】上流階級 富久丸百貨店外商部 其の一 高殿円 著 読書メモ

オーディブル。
タイトルの通り、神戸芦屋の百貨店の上得意様向けの専門営業のお話。

主人公はアラフォーバツイチ女性のバリキャリウーマン。元々パティシエの専門学校を出て、地元の洋菓子店を切り盛りする動機をアイデアで盛り立てる所からキャリアが発露し、百貨店バイヤーとして活躍。
そしてこの外商部へ転属する。

上流階級のお客様とのコミュニケーションは、別世界の仕事となり、憧れの伝説の外商員のおじさまの退

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【a-101】武器としての名著 週刊東洋経済 読書メモ

【a-101】武器としての名著 週刊東洋経済 読書メモ

オーディブル。

名著紹介ってニーズ高いんだろうな。
自分は自分好みの本を紹介して欲しいけどなぁ。
たくさん読んで、その中で時々ドンピシャで面白い本があるのが楽しいんじゃないの?とかハズレも試さないと良い本てわかんないじゃんと思うけど。

お酒とかも美味しいお酒と言われるのばかり飲んでると有り難みがなくなるのと一緒だと思う。

何事も受け止めるのは自分なので、自分のフィルターかけて血肉にしていかな

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【a-100】シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗 高殿円 著 読書メモ

【a-100】シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗 高殿円 著 読書メモ

オーディブル。

なんとなく設定がそこまで好きじゃないけど惰性で聞いてしまうシリーズ。
今回は、ワトソンの叔母が事件を呼び込み、ひょんな相続から伯爵になる人の夫人になる。

その邸宅のある田舎へ行くと怪しい事件が起こり、怪しい人物がまわりにいる。
結局、伝染病のウィルスのブローカーが暗躍しているのを、当地の犬の死神?の伝説に準えて誤魔化していた話しだった。

あんまり集中して聞いてなかったので、そ

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【a-99】マンション熱狂と盲点 週刊東洋経済 読書メモ

【a-99】マンション熱狂と盲点 週刊東洋経済 読書メモ

オーディブル。
マンションを買うことがなんだか全く良いことない感じをこの本だけでなく様々な情報から感じるようになってきた。

住まいをどんどん変えていくライフスタイルを選ぶならマンションは良いと思うけど、そうでないなら一軒家の方が確実に良さそう。
日本の東京圏への集中が解消されるような流れがもっと強くならないのかなぁ。。

老朽化するのに自由に直せない。しかも、有象無象の他の住民と意思統一が図れる

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【a-98】氾濫するPR 週刊東洋経済 読書メモ

【a-98】氾濫するPR 週刊東洋経済 読書メモ

オーディブル。

PRの手段がデジタル化の恩恵でマスメディアを介す必要がなくなっているなどの話しだった。細かくは忘れてしまった。

【a-97】侠飯5 福澤徹三 著 読書メモ

【a-97】侠飯5 福澤徹三 著 読書メモ

オーディブル。
シリーズの続き。

今回は奥多摩のペンション。フリーターで実家にいずらくなり泊まり込みのバイトに来た主人公。
怪しいオーナー、怪しい客たち、そしていたもの2人も。

いつもの料理の知識が素敵すぎて聴いてて楽しい。真似したいけど難しい。。

時効寸前の銀行強盗事件の犯人の逃走車が見つかったのがペンションの付近。そこに取材に来ているヒロインの女性と密かに誰が犯人か考える。みんな怪しい。

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【a-96】絶対零度のテロル 知念実希人 著 読書メモ

【a-96】絶対零度のテロル 知念実希人 著 読書メモ

オーディブル。
天久鷹央シリーズ。

小鳥遊先生と鴻池研修医が救急夜勤をしてる時に真夏に凍死した遺体が搬送されてきた。
その時に検屍にきた警察官の怠慢で司法解剖がなされず、大事に繋がっていく。

それは、カルト的テロ組織の連続爆破事件に繋がっていた。

割と今巻は犯人特定や殺害場所の特定の予想が当たったというか、それしかないよね、というわかりやすい内容だったと思う。

鴻池ちゃんはあまりにもカッコ

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【a-95】ふしぎ駄菓子屋銭天堂19 廣嶋玲子 著 読書メモ

【a-95】ふしぎ駄菓子屋銭天堂19 廣嶋玲子 著 読書メモ

オーディブル。
続き。

また教授の作戦が進む。
それにしてもシリーズ最初の方から思うけど、やっぱり紅子さんの説明やお菓子の包装の説明をもっとキチンとすれば、こんなに恨みを買うことなく幸せを届けられるはずなのに。

そこの落ち度はどうしてもあるよなぁ。

次の教授は何やら90年代のアニメや特撮の悪の組織のような悪のAIみたいなのを作り出してたけど、どうなるのやら。
AIがこっちに寝返ったりしそう。

【a-94】AI失業 井上智洋 著 読書メモ

【a-94】AI失業 井上智洋 著 読書メモ

オーディブル。

これ、かなり面白くて考えさせられる本。

生成AIの登場でホワイトカラーこそが先に仕事を奪われて、代替するにはハードを必要とするブルーカラーの方がまだまだ貴重さを保つ。

恐らく近い未来において、生活者に痛みを強いる労働価値の革命が起きるだろうと感じた。

AIって今の所、人の価値観を理解してるわけではなく、様々なシチュエーションに1番確率高く寄り添う選択肢を提示しているとのこと

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