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2023読書メモ

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毎年どれだけ本を読んでるのか確認したいので分ける試み
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2023年9月の記事一覧

【a-196】京都寺町三条のホームズ18 望月麻衣 著 読書メモ

【a-196】京都寺町三条のホームズ18 望月麻衣 著 読書メモ

オーディブル。

お嬢様の京都ガイドとボディーガードをホームズが担うお話。
京都のご案内はやはり作者が好きなんだろなと思える力の入れ具合。

この話はいつまで続くんだろ?
同じ世界線の別の話も巻末に載ってるので、もし気が向いたらそっちにも手を出しても良いかな

平台がおまちかね 大崎梢 著 読書メモ

平台がおまちかね 大崎梢 著 読書メモ

久しぶりの積読消化で楽しかった。
大好きな日常系ミステリーの短編が続いていくタイプ。

大崎梢さんのシリーズでこの前まで書店員さんの話を読んでいたけれど、この本は出版社営業マンが主人公。
視点が少し違う。

新卒に毛が生えたくらいの主人公井辻くんがなんだかんだ謎を解いていってしまう物語。

書店はどこも厳しい。それは間違いないと思う。正直、書籍に関わる産業全体が斜陽になっていると思う。
娯楽も知識

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【a-195】ふしぎ駄菓子屋銭天堂8 廣嶋玲子 著 読書メモ

【a-195】ふしぎ駄菓子屋銭天堂8 廣嶋玲子 著 読書メモ

オーディブル。
こんなに長く続くもんだと思ってなかった。思ったより変遷があって面白い。

ヨドミさんというライバル?というか、謎の嫉妬キャラの復活があり、またしてもベニコさんの店に色々ちょっかいをかけてくる。
結局、冷凍されて封印オチになってしまったけど。
なんか、ジョジョとDIO様のような関係?とか、ホームズとモリアーティ教授とか、ポケモン金銀のライバルみたいな感じとか、ダレンシャンにもそんなラ

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【a-194】エネルギー戦争 週刊東洋経済

【a-194】エネルギー戦争 週刊東洋経済

オーディブル。
最近Twitterで大学生が電力会社の増収に物申すみたいな記事(中身読んでないけど)を見たのでちょうど良い。
あれもメディアの扱い方的に電力会社悪くないんだろうなと推測するけど、実際どうなんだろ?また勉強する機会が欲しい。

日本の電力インフラは老朽化やら人手不足やらでかなり大変なんだろうと推測する。
合わせて材料価格の高騰やら、電力自由化やら、原発の風評やらで中々難しいんだろうな

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【a-193】物流ドライバーが消える日 週刊東洋経済

【a-193】物流ドライバーが消える日 週刊東洋経済

オーディブル。

2024年問題が目前に迫ってきた今、特に効果的な対策は見られないように思う。
果たして来年はどうなっているのか?

北欧デンマークについてたまたま知ったが、行政文書などは全てマイナンバーに紐付くデジタルガバメント政策でメール?などで手元に届くらしい。
しかも病院や教育、金融などなどのサービスも紐づけているから、手紙で届くなんてことはかなり減っているんだろうと推測する。
日本は未だ

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【a-192】准教授高槻彰良の推察6 澤村御影 著 読書メモ

【a-192】准教授高槻彰良の推察6 澤村御影 著 読書メモ

オーディブル。
前回の主人公深町くんの祖父母の地へ行き、黄泉比良坂を経験したその後。

高槻先生のもう1つの人格がちょこちょこ現れ、深町くんとコミュニケーションを取るようになってくる。
先生の過去に触れる従兄弟の婚約者の話や紫鏡の都市伝説に関連した異界の門の鏡の話もあった。

もう続かないのかな??もっと読みたい

【a-191】十字架のカルテ 知念実希人 著 読書メモ

【a-191】十字架のカルテ 知念実希人 著 読書メモ

オーディブル。
心療内科系、しかも被疑者の責任能力判定の医師の話。

話としては統合失調症が中心になりがちなのがテーマ的に難しいんだろうなと思った。
他の知念さんの小説にしては少しハマらなかった。。

人間の心って本当に不思議だなぁと思った。

【a-190】ミステリークロック 貴志祐介 著 読書メモ

【a-190】ミステリークロック 貴志祐介 著 読書メモ

オーディブル。
防犯コンサルタント榎本のシリーズ最後。

どんどん青砥純子が壊れていく。
これ、本当に戸田恵梨香がやってたの??ってちょっと思ってしまう。
まるで毛利小五郎や鈴木園子。

短編集としてやはりレベル高くて面白かった。

東京の生活史 岸政彦 著 読書メモ

東京の生活史 岸政彦 著 読書メモ

尊敬してる元上司と1on1していた時に上司の興味のある分野として紹介してもらっていた「生活史」という領域。

あまりにもボリュームのある本だったので手をつけるか悩んでたけど、思い切って読んだ。

東京という街に所縁のある方の人生語りをそのまま掲載し続けるというもので、この本は2500ページ弱という大長編。
一冊でこんなページ数のものは、多分初めてなので(文字の大きなハリポタの単行本で多めのやつでも

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【a-189】鍵のかかった部屋 貴志祐介 著 読書メモ

【a-189】鍵のかかった部屋 貴志祐介 著 読書メモ

オーディブル。
防犯コンサルタント榎本のシリーズ。

また短編集。
サイコパス科学教師の遺産狙いの密室殺人事件や欠陥住宅の工務店社長への怨恨密室殺人事件(これも教師)。
あと劇団員の密室殺人事件再びなど。

青砥純子がどんどんアホになっていくのがちょっといい感じで、自分の世代的には仲間由紀恵に見えてきたかも 笑

【a-188】狐火の家 貴志祐介 著 読書メモ

【a-188】狐火の家 貴志祐介 著 読書メモ

オーディブル。
防犯コンサルタント榎本のシリーズ。

今巻は短編集となっていて面白かった。
①田舎で金塊が消えた密室殺人事件
②蜘蛛マニアの密室殺人事件
③プロ棋士の密室殺人事件
④劇団員の密室殺人事件
の4本。

全体を通して青砥純子が嫌々密室殺人事件に巻き込まれていくのが面白い。
①では軽井沢の慰安と合コンを楽しみにしてるのに事件に巻き込まれてソワソワしてるし、②では大嫌いな蜘蛛に関わらされて

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【a-187】硝子のハンマー        貴志祐介 著 読書メモ

【a-187】硝子のハンマー 貴志祐介 著 読書メモ

オーディブル。
なんか凄く面白そうなシリーズものだと思ったので聴く。

主人公は活発で強気な女性弁護士の青砥純子。自称美人弁護士というところでキャラが伝わってくる。
相棒には防犯コンサルタントを自称する、もはや本職泥棒の榎本。
彼が密室の謎を解いていく。

この作品の面白い所は、名探偵コナンの毛利小五郎のように関係者を集めて的外れな推理を披露して試行錯誤していくところ。

犯人の悲惨な生い立ちを描

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