見出し画像

最終戦 大分トリニータ 2021年総括

最後は大分トリニータです。

2021年 J1 18位

大トリは大分トリニータにしました。
全然大トリと大分トリニータはかけてません。
そんなボキャブラリーありません。

降格が決まってから連勝、天皇杯ではリーグを圧倒的な力で優勝した川崎フロンターレを撃破して決勝進出、決勝でも強敵の浦和レッズにあと一歩のところまで迫りました。
降格はしましたがこの最後まで見る者を惹きつけたのは、間違いなく片野坂監督が大分トリニータで6年間どんな時も熱量持って全力で取り組んで積み重ねてきた成果だと僕は思っています。
それがリーグで発揮されて降格してなければ1番良かったのかもしれないけど、大分トリニータでのこの結末もカタさんの人間味があって、なんか“らしい”最後だったなとも思う。
とはいえ降格したことも事実。
確かに主力選手が移籍してカタノサッカーを作り直しのレベルからスタートしてしまったは痛かったけど、規模が大きくないクラブだけにこのようなことが起こりうる想定はあったはず。
尻上がりに選手の迷いもなくなりチーム力は上げてきたけど、巻き返せるだけの力はなかったかなーという印象。
チーム作りがなかなか進まず、1人の能力で得点できるような選手もいない中、得点パターンやチームとしての形もあまりなく得点数が伸びなかったのはかなり痛かった。
もう少しチーム作りのところがスムーズにいけばカタさんのサッカーは間違いなく得点チャンスをもっと作れただけに残念です。

とはいえカタさんはいなくなり、J2で新たに下平監督の元でスタートします。
降格はしたけど最後はある意味で良い流れでシーズンを終えただけに、来シーズンへの期待も大きいはず。
そしてそれを感じてか、クラブの誠意もあってか主力選手の契約更新のリリースが続き、降格したチームとは思えない充実したオフシーズンになっています。

2022年に期待したいこと

J2優勝、J1昇格

多くの言葉は要らずこの一択です。
そしてカタさんの指揮するガンバ大阪と対戦する。
もうそこまでの明確な道筋はできているはず。

最後に、なぜ大分トリニータを最後に選んだのか。

それは今年一番心揺さぶられ、感動し共感したクラブだったからです。
大分トリニータには人を惹きつける何かがあります。
人間味があって温かさがある。
ただこれは僕が好きなクラブはどこもそうで、湘南ベルマーレももちろんそう。
そして何より大分トリニータを愛する皆さんが今も僕のことを大切に想ってくれていることが本当に嬉しかったし、僕もその想いに応えたいと思った事も大分と大分トリニータをより大切に思うようになったことの1つでした。
そしてこの僕の想いはずっと続きます。

来シーズンも必ず昭和電工ドーム大分へ皆さんに会いに行きますね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?