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フュージョンとはバカ結合なり

場活メタファー(場活をたとえで説明する)ではドラゴンボールが頻繁に出てきますが、そのドラゴンボールの技の一つにフュージョンがあります。登場する二人のキャラが合体・融合することで、とてつもない戦闘力になるのです。漫画では、孫悟天とトランクスがフュージョンして、ゴテンクスという最強のキャラが誕生していました。

このフュージョンを起こすには、合体する2人の体格と氣が同じぐらいであることと、左右対称でかなりおバカな一連のポーズを取る必要があります。ここにバカ2の極意があるので、深堀りしてみましょう。

人には自我(自分で自分を認識する意識)があるので、相手と同じであることを嫌がります。人間は親和欲求が備わっていて、周りと同調することで好かれようとしますが本心は人と同じでありたくない。同じでありたくないのに同じでありたい・・といった自己矛盾をかかえる邪魔くさい動物が人間でもあります。

それでも最終的には一人の独立した個人として認められたい。「そこのあなた」と呼ばれるのではなく、自分の名前を呼ばれたい存在なのです。

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