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ウクライナ侵攻によるロシア経済のダメージとは

ルーブルの暴落

ルーブルが暴落すると、外資がロシアで仕事をしても、自国通過に変換すると価値が半減する。つまり儲からない。

ロシアだけで地産地消しているのではないため、海外からの原材料など輸入が跳ね上がり、ハイパーインフレ(物の価格が30%以上値上がり)をもたらし、民衆の貧困につながる。

そうならないようにドル売りをすれば良いが、西側諸国にロシアのドル資産が凍結されているため、その原資がない。

ロシア中央銀行派、ルーブルの価値が暴落することを抑えるため、政策金利を9.5%から20%へ利上げした。ルーブルという通貨の価値を上げるため、その価格を示す金利を上げたわけだ。

ただし、国内企業が投資のため、銀行から借り入れをする際、利子が25%ほどと相当に高くなるため、誰も借り手はいなくなる。つまり、国内経済が回らなくなる危機に見舞われている。

暴落の持ち直しも取り沙汰されている。
この理由としては、海外決済システムのSWIFTからロシアの主要銀行を締め出ししたが、フランスなどが天然ガスなどをロシアから調達するために使っている最大手のズベルバンクが締め出されず、抜け道があることだ。

仮想通貨やロシア自前の海外送金システムがあるなども理由とされている。

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