うおざ

はじめまして。うおざと申します。 大学を卒業して書店員をしたのちIT企業に就職しました…

うおざ

はじめまして。うおざと申します。 大学を卒業して書店員をしたのちIT企業に就職しました。 そんな私の読書の記録や日々の話を綴っています。

最近の記事

読書の日記#3 『沖で待つ』

先日祖母の一周忌があり、十数名の親戚が集まった。 大半は叔母の家族と父のいとこたち(祖母からみた甥や姪)で、私からするとほとんど会ったことのない人たち。でも彼らの間では思い出話に華が咲いていて、交流がないだけで縁のある人が少なからずいるのだなと思った。 さて、今回の作品はこちら。 絲山秋子『沖で待つ』文藝春秋(2009) 表題作を含む3編からなる短編集。失礼ながら本書を手に取るまで作者を存じ上げず、タイトルからは厳めしい話を想像していた。 けれど予想に反して文章はかなり軽

    • LAUSBUBのライブを観た

      9月15日、LAUSBUBのライブを観に行った。ジャンルでいうとテクノをやっていて、今年知れてよかったアーティストの1組。 会場に向かう途中、乗り換えの池袋で下り方面の電車に乗ってしまった。朝、寝不足のままウォーキングした眠気がやってきた模様。元々演奏を観ているとすぐに腰が痛くなるので、体調が余計心配だった。 とりあえず開演前に到着できたと思ったら予想以上の人人人。皆どこから最新のアーティスト情報を仕入れているんだろう。始まる前にボーカルによるアナウンスがあったのだけれど、地

      • 読書の日記#2 『プールサイド小景・静物』

        残暑が続く日々のなか、ありがたいことに在宅で仕事をさせてもらっている。しかしずっと部屋にいるのも運動不足でよくない。 先月ぐらいから朝のウォーキングを心がけていたのだけれど、ついに週1回のペースにまで落ちてしまった。習慣づけるのが苦手な自分を誠に遺憾に思いつつ、noteをまだ続けられているので及第点としたい。 さて、今回の作品はこちら。 庄野潤三『プールサイド小景・静物』新潮社(1965) 水中の陰影を映したような表紙に、"プールサイド"という言葉がなんとも爽やかで気にな

        • 『LOVE TRANSIT シーズン2』で思ったこと

          Amazonプライムで配信されている『LOVE TRANSIT シーズン2』が最終回を迎えた。本作に出会うまで、いわゆる恋愛リアリティーショーを観たことはほとんどなかった。それは人様の恋愛がコンテンツになっていることに忌避感を覚えていたことが大きい。しかしシーズン1を彼女と恐る恐る鑑賞し始めたところ、まんまと制作サイドの術中にはまり、残りのエピソードも貪るように観てしまった。 シーズン1終了後、他の恋愛リアリティーショーにも手を出したが、それほどはまることはなかった。 なぜ

        読書の日記#3 『沖で待つ』

          読書の日記#1 『月は無慈悲な夜の女王』

          読書歴20年以上、今更だけど備忘録代わりに読んだ本の感想なども書いていこうと思う。 今回の作品はこちら。 ロバート・A・ハインライン、矢野徹(訳)『月は無慈悲な夜の女王』早川書房(1969) 本文だけで600ページ超。なかなかの大作。タイトルがトップレベルにかっこいいのでずっと気になっていた。 物語は、地球の流刑地となった月に住む主人公たちが、超高性能な頭脳を持つロボットとともに革命を起こしていくというお話。 機動戦士ガンダムのルーツというような話を聞いたことがあり、壮大

          読書の日記#1 『月は無慈悲な夜の女王』

          美容院に思うこと

          お風呂に入って濡れた髪は、平均40分ほど放置される。乾かすのが面倒でそうなってしまう。 そろそろドライヤーをするかと鏡を見ると、もみあげが耳に向かって外向きにカールしている。これが私の散髪のサインである。 Hotpepperでお店を探して週末に予約を入れた。新規来店者への割引クーポンがありがたい。 よくお世話になっている美容院はあるものの、2か月に1度のペースで行く場所を変えている。クーポンでお得に利用したいのとは別に、もうひとつ理由がある。 それは「美容師さんと顔馴染みに

          美容院に思うこと

          "無人"について思うこと

          この日(8/17)は7:30頃に目が覚めた。 昨夜はエアコンを消して寝れたものの、汗をかいたのできもちわるかった。 外に出てからシャワーを浴びることにし、川沿いを1時間弱散歩した。 ウォーキングの最中は大抵ポッドキャストを流していて、例にもれずTaitan氏と玉置周啓氏による『奇奇怪怪』の最新回を聴く。 最近はなぜかYoutubeで怪談ばかり聞いていたので、久々な感じ。 その序盤で映画を鑑賞した話の流れでTaitan氏が「新宿とか渋谷のTOHOシネマズは混んでるから行かな

          "無人"について思うこと

          短い夏休みの1日

          今日は夏休みの連休3日目で山の日。朝は7時すぎくらいに目が覚めた。小腹がすいてきたのでバナナチップスとセブンイレブンのザクザククランチチョコを食べた。幸せだなと感じる。 そこから10時くらいまでは、途中になっていた夏目友人帳の映画を見ながらごろごろしていた。「丸1日自由時間だ…‼」とわくわくが高まる休日のこの時間帯が好き。 洗い物をこなして資格の勉強とかしたらお昼になったので、冷凍していたキーマカレーを食べた。刻んだショウガが効いていて、嫌いじゃないけど次はチューブのでい

          短い夏休みの1日

          "目標"に思うこと

          勤めている会社には目標制度がある。 そのなかで○○をX件達成する、みたいなのを3つも考えないといけない。 年始に作成するのだが、訳あって1つ新たに考えないといけなくなった。 これがとにかく思いつかない。すでに設定していた3つだってどうにか絞り出したやつだったのに。 なんで難しいかって「資格をとる」のような個人的なのは基本だめ。よくわからない。目標なんて個人が自発的に取り組もうと思えるのが重要なのでは? もうそうなると会社か、客先に対して何らかの成果を上げるというようなものを

          "目標"に思うこと

          カフェで思うこと

          土曜日、午後になり高田馬場駅近くのカフェに向かった。 前々から行きたかったお店で、アメリカーノとチーズケーキを頼んだ。 涼みながら、久々にnoteを開いてこの文章を書きはじめた。 店内はテーブル席が4つ、カウンター席が3席ほどの小さなお店。 以前系列店に入ったことがあり、そのときは真っ黒いラテを頼んだ。 何に由来する黒だったのか、今もわかっていない。 私が落ち着いたときは全席が埋まっていて、店員さんと私以外は女性。 テーブル席はどこも会話が弾んでいた。 それはこういうカフ

          カフェで思うこと