八雲べに&rionのスマーフ事件でわかったのは、eスポーツ業界が健全になったこと

有名Vtuberと有名プロゲーマーが、スマーフを起こして炎上した件。
スマーフとは解釈が分かれる言葉だが、その一つが「自分の実力を偽って格下を狩ること」だ。
rionというプロゲーマーが、八雲べにというVtuberと一緒に遊んだ結果、
格下のアマチュアを狩る形となってしまった。

なぜそうなったかという説明は省くが、これが大問題としてゲーム会社が厳重注意。
rionが所属する事務所は、rion3ヶ月の謹慎処分とし、ゲームアカウントを削除させた。
同じくスマーフしたとして、CRRおじじ・Zepherも謹慎処分に。

これは異例中の異例だ。なぜならスマーフは容認されてきたから。
不公平な対戦は良くないとされていながらも、厳密に取り締まるのは現実的じゃない。
Riot公式のリーグ・LJLでも、謹慎3ヶ月以上は「代行」だった。
明確な規約違反なら謹慎だが、スマーフのようなマナー違反は黙認されてきた。
だから今回の処分はかなり「重い」わけだ。

なぜ重い処分になったかといえば、単純に八雲べにとrionが有名だからだろう。
コミュニティに大きな影響力を持つ2人だからこそ、見せしめとして処罰した。

本件はeスポーツ業界に自浄作用が働き始めた点で、センセーショナルな事件となった。

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