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みちくさカフェ 第二回(8/10)レポート

8月10日に、みちくさカフェ第二回「ゴザと昼寝と梅ジュース」開催しました。

近所の大学生が畳表を再利用したゴザを提供してくれ、近所の方が熟成梅ジュースを提供してくださったことで実現した今回の企画。
テーマは、「おひるね」でした。

前回課題だった、上の世代や犬の散歩をしている地域の人の巻き込みを今回できるようにと思いながらも、店長もお昼寝する気満々で広場に準備に向かいました。2回目ということもあり、手際良くぱっぱと準備が進みました。

今日はお盆が近いこともあり、いつもの木曜日と比べてとても人が少ない印象でした。少し不安でしたが、準備を始めて早々、散歩に来たおばあちゃんが「これなにー?」とみちくさしてくれました。


開始直後の様子。

気がつけば小さい子やお母さんたちが集まり、近所のおじいさんたちも梅ジュースを飲んで立ち話。
人の流れが速かった前回とは裏腹に「おひるね」のテーマの通り、来てくれた皆さんは思い思いにゆっくり過ごしていて、一人ひとりとお話しすることができました。「いつもやってるの?」「次はいつ〜?」と声をかけてくれる方もたくさんいらっしゃり、手書きで用意した『みちくさだより』をお渡しすることもできました。これから、みちくさカフェが近所の風景の一部として定着していく兆しが少し見えた気がしました。

気がつけばみんなお昼寝中。

店長もちょっとゴザで昼寝。
なわとびしたり、竹とんぼを手に苦闘しているちびっ子たちを横目に、気がつけばみんな芝生やゴザの上でゴロゴロしていました。

「みんな周りを気にして寝っ転がらないのでは?」という店長の心配など無用だったようです。みんなが思い思いに過ごす広場、という思い描いた世界が少しずつ実現されているように感じてとっても嬉しかったです。

今年5月に描いた初期スケッチ。

人だけでなく、みちくさしてくれるワンちゃんたちも多く、そこから生まれた交流や会話も多くありました。

今回は、腰を落ち着けて休憩する人の多い馬蹄ベンチの近くに陣取ったこともあり、休憩しているより多くの人を引き入れることができました。

ポップアップの周りの芝生にいなくても、向かいのベンチに座っている人も子供たちの様子を眺めていて、ポップアップの効果が広場のより広範囲に広がっているのを感じました。

「交流」を一生懸命求めるのではなく、休憩のために集まってくる人たちが同じ空間で過ごしているという意識を共有することとその心地よさがまず大切なのだと気づかせてくれた、みちくさ第二回でした。

次回は19日、同じ時間(16時半~18時ごろ)でやります。
お楽しみに〜!

みちくさカフェ 店長より

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