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ちきりんブログを読んで考えたこと

ちきりんさんのブログを読んで、いろいろと考えさせられたので考えをまとめておきます。

ブログの概要をざっくりまとめると

ちきりんの友人は「相手の気持ちを読むこと」や「TPOにあわせて行動すること」が苦手です。これは本人も理解していて改善の努力をしていますが、応用が利かないので同じようなことを繰り返します。
そんな友人はちきりんより稼いでいるといいます。その理由は、感情に抜きに合理的に判断できることと、嫌みや皮肉を理解できないのでストレスにならないからです。
弱みを強みは表裏一体なんですね。

仕事の向き不向き

このブログで感じたことのひとつは仕事の選び方です。仕事を選ぶ基準には年収や業界、スキル、働き方、福利厚生、やりがい、価値観などいろいろあります。もちろん全て大事な要素ですが、自分に向いている仕事で働くことの重要さをかなり感じましたね。

転職市場ではスキルや年収などの条件でマッチングさせている現状があります。でもそれ以上にどんな仕事が自分に向いているのか不向きなのかをしることが大事なんですね。どんなに好条件でも不向きな仕事はストレスがたまるので辞めた方がいいです。

向き不向きを知る為にも自分の強みと弱みを把握するというのは、思っていた以上に大事なんだとわかりました。で、この強みと弱みは他者に聞かないとわかりません。第三者に自分をフィードバックしてもらいましょう。

本当の他者目線

もうひとつ考えさせられたことは、他者目線です。私は日頃から相手の立場でモノを考えることがクセになっているので他者目線は得意な方だと思っていました。がしかし、今回のちきりんさんと友人の会話の行き違いを読んで、他者目線のつもりだったなと反省しました。

どういうことかというと、今までは自分が相手の立場になったら、「どういうことを望むだろうか?」ということを考えていたんですね。つまり、相手の立場になった自分の目線だったということです。

人は自分の常識の中で判断しますが、自分が考えもしない常識外のことは想定できません。そこで改めて対話することの重要性を知りました。対話することで自分には共感できないことでも理解することは可能です。

最後に

今回のちきりんのブログを読みながら知り合いの顔が思い浮かびました。彼はとてもいい奴なのですが、言動が理解できずに距離を置くようになりました。

・謝罪の場面でなぜその言葉をチョイスするのか
・友人の好意をなぜ断るのか
・なぜお客さんの話に合わせようとしないのか
・伝えたことだけは理解するが応用が利かない
・チームワークを乱す
・同じような失敗を繰り返す

などが日常的に起こるので、一緒にいると疲れるのです。でも誰よりも一生懸命働くし、努力をしていることも知っています。失敗は誰よりも多かったですが、努力の量で実績も出していたんですね。でも彼は心身ともに疲弊していました。当時は実績があったので経験を積めば失敗は少なくなるだろうと思っていましたが、今なら違うアドバイスが言えそうです。

「この仕事は向いてないから、辞めた方がいい」


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