残業自慢する先輩を否定しない

働き方改革が進もうとしているこの時代において、いまだに残業を自慢する社会人は存在します。「昨日終電にギリギリで間に合ったわ」「今週ほとんど寝てないわ」などいますよね。彼らの心理は「長時間頑張って働いている自分を認めてほしい」です。生産性を意識している人からすると意味不明ですが、これ実は結構深刻な問題なのです。

どういうことかというと「人の価値観はなかなか変わらない」です。

長時間働くことがカッコいいという価値観を持っている人は短時間で働くことはカッコわるいことだと思ってしまいます。

価値観はその人の正義でもあるので、真逆の価値観は悪になるんですね。これまで長時間労働が正義だと思っている人に働き方を変えてもらうことは、今までの社会人人生を否定してしまいます。

なので会社で生産性を上げる場合には、まずこの価値観の違いを理解することが大事です。ここは論理的なものではなく感情的な要素が強いんですね。

だからその人の過去や考えを否定せず、尊重しながら話はあうことから始めないといけません。

それくらい価値観を変えることは大変なことなんですね。

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