見出し画像

愛犬との出会い

 愛犬との出会い 元々家内が結婚前に飼っていたお姉ちゃん(犬)が亡くなって、約一年。 やっぱ、娘が欲しいということで彼女を飼うことになりますが、不思議なことに二人ともにペットショップやブリーダーから分けていただく考えはなく、取り敢えずネットで保護犬探しをしてました。 探すこと何日目かに彼女ともう一匹が候補になり、もう一匹はパピオンだったと思う。で、肝心の彼女ですが北海道犬の白に見える短髪、ミックスに見える子でした。ネットで見た写真は、おやつかご飯を下さいとしている上方を見上げるアホ面でした。ただ、大きく開けた口と、キラキラ光る黒目が純粋に見える子でした。諸々探し回ったのですが最終的に家内が、この子と決めたのですが、譲渡条件(場所が遠方)から外れており、私的にはダメ元で、愛犬歴と、何故欲しいかとをメールして、待つこと何日か。

 譲渡条件に会わないので諦め掛けて数日、保護者から連絡あり、会いに行くことになります。

 保護者宅に着き、私は愛護団体の方やら、保護者の方と話していたので気づかなかったのですが、後で家内に聞くと保護者家族に押さえられている彼女が既にジット私達の方を見つめていた様です。一通り彼女の保護されるまでの経緯と譲渡条件を聞き終わったところで、私はまだ彼女の存在に気付いてませんが、保護者が『◯◯ちゃん、行ってみる?』と言った途端に、白い小さな物が急速接近、私の太腿に載り、胸に手を掛けて、私の口元をペロペロ攻撃。しばらく舐めまくった後、急に降りたかと思ったら、隣の家内の横に並んでお座り。まるで『お迎え遅かったね』言われているみたいで、、、よく見ると家内の身体に身を任せるようにすり寄って座ってました。家内も私もペロペロ攻撃から、ママ甘えモードスリスリまでの一連行動に驚きですが、居合わせた保護者宅も驚きの顔。

 そんな人懐っこい子なのかとも思ったのですが、聞くと里親候補三軒目らしくて、どうしてもマッチングが上手くいかなく今日に至っていたようです。本来なら1週間後に再度お見合いをして引き取るルールのようですが、その日ドックランで遊んだ後、愛護団体の方が例外でそのまま引き取って良いとのことでした。ドックランで一緒に遊べたし、他のワンチャンと遊んでいても、時々私達の夫婦の所にニコニコ寄るし、初めてなのに私に抱っこされるし、まるで以前から知ってるみたいでしたね。保護者の方も『この子が選んだみたいだから、もう引き取ってもらい、1週間後に私達が訪問確認することにしましょう』ということを言って頂き、それから十一年、我が家の娘として一緒に暮らしています。

 今も、骨になったけど、彼女の存在は消えないし、美味しいものは分け与え(今は人間の美味しい物、犬にはあまり良くない物も気にせずあげれるので、ちょっと幸せ)、語りかけつつ。



この記事が参加している募集

我が家のペット自慢

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?